男性恋愛詐欺師の特徴には、高価なものを持っていたり、交際前後で態度が変わったりすることがあります。甘い言葉や将来の話などでアプローチされても、安易に信用してはいけません。
本記事では、男性恋愛詐欺の事例・対策や被害に遭ったときの相談先を紹介します。被害に遭ったときは、専門家への依頼がおすすめです。
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男性恋愛詐欺の被害事例
男性恋愛詐欺師が、入院費や治療費などを理由にパートナーから100万円以上を騙し取った事例があります。
被害に遭った女性は、SNSで知り合った詐欺師からたびたびお金を求められ、数十万ずつ払いました。女性がお金を渡したあと、パートナーと音信不通になったので専門家に相談したところ、男性が妻子持ちだとわかったとのことです。
女性は証拠を集めて裁判を起こし、勝訴判決を得ることでお金を取り戻しています。
被害事例を参考に、パートナーからお金を求められたときは断りましょう。
参考:恋愛詐欺師の手口と対処法│次のターゲットはあなたかも|ファミリーセキュリティ
男性恋愛詐欺師の特徴
男性恋愛詐欺師の特徴は、以下のとおりです。
- 必要最低限の情報しか言わない
- 高級品の所持をアピールする
- 交際前後で態度が変わる
紹介する内容をチェックし、男性恋愛詐欺師から身をまもりましょう。少しでもあやしさを感じたら、距離をおく必要があります。
必要最低限の情報しか言わない
必要最低ラインの情報しか言わないことは、男性恋愛詐欺師の特徴です。
詐欺師はお金を騙し取ったことがターゲットに知られたときに備えて、自身のプライバシーをきちんと守ろうとします。親密になったにもかかわらず、家族や友人などについて話したがらない相手には気をつけてください。
最低限の情報しか言わない男性は、隠しごとをしていたり不正な目的で近づいたりしている可能性があります。自身からの質問に対してごまかそうとするパートナーは、疑いましょう。
高級品の所持をアピールする
男性恋愛詐欺師の特徴の1つは、高価なものの所持をアピールすることです。
ターゲットからお金を騙し取ろうとする詐欺師は、ブランドバッグ・時計・スポーツカーなどを見せつけます。ターゲットに自身が成功していることを印象づけることが狙いです。
詐欺師が見せびらかす高級品は本物ではなく、偽物やレンタル品を使用するケースがあるので気をつけましょう。
知り合った男性が高価なものを持っていても、すぐに信用しないでください。
交際前後で態度が変わる
付き合ったあとで態度が変わることは、男性恋愛詐欺師の特徴の1つです。
交際する前の詐欺師は、ターゲットに愛想良く接します。愛想の良い男性を演じれば、女性が「運命の人」と錯覚を起こす可能性があるためです。
詐欺師はターゲットと付き合いはじめたあと、いきなり態度を変えるケースがある点に注意してください。詐欺師の狙いは、ターゲットに自身への好意を持たせることです。
付き合う前後で態度が変わる男性は詐欺の可能性があるため、気をつけましょう。
男性恋愛詐欺師の手口
男性恋愛詐欺師の手口は、以下のとおりです。
- 甘い言葉で誘う
- 2人の将来の話をする
- 急にお金が必要な事態が起こる
- 音信不通になる
恋愛詐欺師がよく使うやり方をチェックすることで、被害に遭う可能性が低くなります。知り合ってまもない男性を信じこむことを避け、あやしいと感じたら連絡をたちましょう。
甘い言葉で誘う
甘い言葉で誘うことは男性恋愛詐欺師の手口であり、会話でターゲットの信頼を得ようとするパートナーには注意が必要です。
詐欺師は「愛している」「結婚しよう」などの甘い言葉を使い、女性を惹きつけようとします。ストレートな愛情表現に慣れていない女性は恋に落ち、正常な判断ができなくなるでしょう。知り合ってまもない男性からの甘い言葉を疑わずに信じこむことは危険です。
まわりが見えない状態になっていることに気づいたら、1度落ちついて男性との関係を見つめ直してください。
2人の将来の話をする
男性恋愛詐欺師の手口の1つとして、2人の将来の話をすることが挙げられます。
詐欺師はターゲットの警戒心を少しずつ解き、信頼を得たタイミングで結婚の話やプロポーズなどをします。結婚をほのめかし、ターゲットにお金を出しやすくすることが狙いです。
借金返済や式場の予約などを理由に、男性からお金のサポートを頼まれても、支払ってはいけません。
男性が2人の将来を話題にし、お金を求めてきたときは詐欺師であることを疑いましょう。
急にお金が必要な事態が起こる
急にお金が必要な事態が起こることも、男性恋愛詐欺師の手口の1つです。詐欺師は、思いがけない事故や家族の急病などを理由として突然費用が必要になった状況をつくり、いち早くお金を手に入れようとします。
入金をいそぐように男性から言われても、お金を払うべきではありません。男性は切羽つまった様子を演じているだけであり、騙されないことが大切です。お金を貸してしまうと返ってくる保証はなく、詐欺師に持ち逃げされる恐れがあります。
交際しはじめた男性から急にお金を求められたときは、気をつけましょう。
音信不通になる
男性恋愛詐欺師の手口として、音信不通になることが挙げられます。詐欺師が姿を消すのは、ターゲットからお金を騙し取ることに成功したためです。
男性詐欺師と連絡がつかなくなったタイミングで、被害に遭ったことに気づいても手遅れでしょう。お金を返してもらうために詐欺師を探しても、自身のことを知られないように証拠は残されていません。
証拠が残っておらず、行方不明になった詐欺師からお金を取り戻すことは困難です。お金を貸したパートナーの男性が音信不通になったら、いったん落ちついて行動してください。
男性恋愛詐欺師の被害に遭わない対策
男性恋愛詐欺師の被害に遭わない対策は、以下のとおりです。
- 相手の身元を把握する
- お金の貸し借りの話題を疑う
- 第三者に相談する
対策をしっかりとチェックし、恋愛詐欺師の被害に遭わないようにしましょう。あやしいと感じたら相手との連絡をたち、近づいてはいけません。
相手の身元を把握する
相手の身元を知っておくことは、男性恋愛詐欺師の被害に遭わないための対策です。マッチングアプリや婚活パーティーなどで出会った男性について、以下の項目をチェックしてください。
- 名前
- 生年月日
- 出身地
- 居住地
- 勤務先
- 家族や友人関係
- 借金の有無
詐欺師は身元を特定されないようにしてターゲットに近づくため、自分のことを話したがりません。会話のなかから、男性の答えの信憑性を確かめることも大切です。
出会いの場で知り合った男性にあやしい点があるときは、連絡を避けてください。
お金の貸し借りの話題を疑う
男性恋愛詐欺師の被害に遭わないための対策は、お金の貸し借りの話題を疑うことです。
詐欺師は交際をはじめたあと、ターゲットの同情を誘ってお金の貸し借りを求めてきます。家族の病気や仕事の借金などを理由にすることで、パートナーがお金を出しやすくすることが狙いです。支払ったお金は男性に持ち逃げされるため、注意してください。
どのような理由であっても、パートナーからお金を求められたときは詐欺師であることを疑い、連絡をたちましょう。
第三者に相談する
第三者に相談することも、男性恋愛詐欺師の被害に遭わない対策の1つです。交際している男性にあやしい点があるものの、自身で判断できないときは家族や友人などの第三者に相談してください。
第三者は、一歩ひいた目線から詐欺かどうか判断できるでしょう。1人で悩むことを避けて信頼できる人物に相談し、異変を察知することが大切です。
家族や友人だけでなく専門家に問い合わせることも選択肢の1つであり、調査会社や探偵などに相談することをおすすめします。
男性恋愛詐欺師の被害に遭った際の相談先
男性恋愛詐欺師の被害に遭った際の相談先は、以下のとおりです。
- 警察
- 弁護士
- 調査会社
詐欺被害に気づいてあわてないように、相談先をチェックしておきましょう。1人で悩みを抱え込まずに、専門家へ問い合わせてください。
警察
警察は、男性恋愛詐欺師の被害に遭ったときの相談先です。ターゲットが被害届を警察へ提出することにより、刑事事件として捜査をしてもらえるケースがあります。
ただし、証拠がない場合には、被害届は受理されません。警察に問い合わせるときには、以下の証拠をそろえることが必要です。
- 会話の録音
- メール
- 振込明細
- 受領証
ターゲットが自分で問題の解決を行うと、相手に証拠の情報を与えてしまう恐れがあります。詐欺の対処法でわからないことがあれば、警察相談専用電話「#9110」へ問い合わせてください。
弁護士
男性恋愛詐欺師の被害に遭ったときの相談先の1つは、弁護士です。個人での解決が難しい場合は、弁護士への相談により被害回復できるケースがあります。
弁護士へ依頼するメリットは、以下のとおりです。
- 金額が高くても任せられる
- 返金のやり取りや開示請求の代行が可能である
- お金を返してもらうアドバイスが受けられる
- プレッシャーを詐欺師に与えられる
返金請求を成功させるためには、証拠が必要になります。詐欺師とのやり取りやクレジットカードの明細などは、捨てずに保管することが重要です。
男性恋愛詐欺師の被害に遭ってお金を返してもらうことを望む場合は、証拠をそろえて弁護士へ依頼してください。
調査会社
調査会社は、男性恋愛詐欺師の被害に遭った際の相談先としておすすめです。詐欺師はターゲットに嘘の情報を伝えており、相手の身元や被害状況が不明なケースが多いといえます。詐欺師の情報が不十分のまま相談しても、警察や弁護士は動けません。
問題を解決したいときは、詐欺師の勤務先・家族・友人関係などの情報や証拠の収集を調査会社へ依頼することが大切です。調査のプロはSNSやインターネットでリサーチしたり、関係者を尾行をしたりして詐欺師の身元を調べます。
調査会社を利用するときには、個人で集められるメールや振込明細などの証拠をそろえて保管しておくことも重要です。
被害に遭ったあと、すみやかに調査会社へ依頼し、男性恋愛詐欺師について調べてもらいましょう。
男性恋愛詐欺師の被害相談は当事務所へ
男性恋愛詐欺師の被害に遭ったときは、当事務所への相談をおすすめします。インターネットやデジタルにかかわるリサーチに強い調査員が在籍していることが、当事務所の特徴です。
当事務所はLINEやメールで24時間365日無料で相談を受け付けており、効果的かつスピーディーな解決を目指します。豊富なノウハウと実績のある専門家が、相手の連絡先や住所を特定することにより、お金を返してもらうサポートを行います。
男性恋愛詐欺師の被害に遭ったときは泣き寝入りせず、当事務所へ相談してください。