仮想通貨のセミナーに参加する場合、詐欺かどうか不安になる人もいるのではないでしょうか。
詐欺まがいの怪しいセミナーが開催される場合があるため、十分な注意が必要です。
そこで今回は、仮想通貨セミナーの詐欺の特徴や起こりうる詐欺被害、防止策、相談先を紹介します。
仮想通貨のセミナーに参加する予定の方は、詐欺に遭わないために、ぜひ参考にしてください。
●外国人に投資で騙された
●投資金が出金できない
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仮想通貨(暗号資産)のセミナーとは?
仮想通貨(暗号資産)のセミナーでは、仮想通貨の最新情報や投資家とのネットワークが得られます。また、仮想通貨を購入する際に悩みや不安があれば、専門家に相談できるでしょう。
しかし、仮想通貨のセミナーの中には、「必ず稼げる」「必勝法」「絶対損しない」などと謳い、詐欺まがいの高額な参加費を徴収する団体も存在します。
主催者の実績や過去のセミナーの評判を確認し、お金を払ってでも知りたい情報が得られると確信した場合には参加をおすすめします。
仮想通貨詐欺の可能性があるセミナーとは?
仮想通貨詐欺の可能性があるセミナーには、以下の特徴があります。
あからさまに参加費が高い場合や詐欺コインの話をするセミナーには注意が必要です。また、誇張された表現でセミナーを宣伝している場合は詐欺の可能性が高いセミナーです。
仮想通貨セミナーで詐欺に遭わないために、特徴を理解しましょう。
セミナーの参加費が高い
仮想通貨に関するセミナーには無料で参加できるものが多いですが、なかには有料のセミナーも存在します。
有料であっても内容が濃いセミナーであれば、非常にためになります。しかし、詐欺の可能性があるセミナーの場合、参加費が相場よりもかなり高いことが特徴です。
絶対に儲かると謳っている
仮想通貨詐欺の可能性があるセミナーの特徴は、必ず儲かると誇張された宣伝を行っている点です。
仮想通貨取引において絶対に儲かるとは限りません。必ず上がると予測されていたチャートが急速に下落することもあれば、下がりっぱなしのチャートが急速に上昇することもあります。
詐欺コインの話をする
クローバーコインやTLCコイン、ノアコイン、サークルコイン、ジュエルコインといった詐欺コインの話をするようなセミナーには注意しましょう。
詐欺コインは未公開の仮想通貨で上場していないのが特徴です。資金を調達した上で、公開せずに資金を持ち逃げする目的で紹介する可能性があります。
仮想通貨のセミナーに参加して起こった詐欺とは?
仮想通貨のセミナーに参加して起こった詐欺は、以下の通りです。
セミナーに参加することで、詐欺に遭う可能性が高くなります。どのような詐欺が横行しているかを知って、対策しましょう。
ポンジ・スキーム
ポンジ・スキームとは、破綻することを前提に出資者からお金を集め、配当を払わずに逃げる詐欺手法です。出資金を集めるために紹介料を払う紹介制度を設け、被害が拡大していくようです。
仮想通貨のセミナーでは、高配当(月に1~10%ほどの配当)を称して出資金を集めます。配当はもらえず、もらえたとしても数ヶ月後には連絡がつかなくなるケースが多いです。
仮想通貨はビットコインなどの有名通貨を代表に、新しい投資方法として知名度が上がってきました。 しかし同時に仮想通貨業界ではポンジスキームと呼ばれる悪質な詐欺も多く発生しています。 そこで本記事では仮想通貨のポンジスキーム詐欺がど[…]
マルチ商法
マルチ商法とは、サービスを契約後、自分が勧誘し紹介料をもらうことにより、組織が拡大していく仕組みです。
仮想通貨のセミナーでは、出資を促されたり、紹介制度を提案されたりします。出資者が他の人を紹介し、その紹介料を手に入れるために、マルチ商法のような仕組みが取り入れられることもあります。
仮想通貨におけるマルチ商法は、連鎖販売取引に該当するため、「クーリング・オフ制度」が適用されます。契約書面を受け取った20日以内であれば契約解除が可能です。
ICO投資詐欺
ICO投資詐欺とは、企業が資金調達ができる手段を悪用して、お金を持ち逃げする行為です。
ICO(Initial Coin Offering)は、企業がトークンを発行し、投資者の法定通貨や暗号資産と交換して資金調達ができる仕組みです。新しい事業で資金が足りない企業と投資家を結ぶため、クラウドファンディングに似た要素があります。
ICOで発表された新しい仮想通貨の開発者が、お金を持ち出すことを前提に、セミナーを開いて仮想通貨を紹介する大規模な詐欺も存在します。
企業がホワイトペーパーといわれる事業計画書を提示し、それに賛同した投資家が仮想通貨でトークンを交換します。しかし、発表されたホワイトペーパーがでたらめで、仮想通貨を集めたら逃げてしまう事例もあるようです。
ウォレット詐欺
ウォレット詐欺とは、フィッシングページや偽の投資サイトを使って、出資者の仮想通貨を騙し取る行為です。
フィッシングページとは、公式サイトに見せかけて捏造されたWebサイトです。ドメインの一部が変わっていたり、ページのデザインを似せて作られているため、見分けがつかない場合があります。
公式サイトのブックマークをし、常にブックマークからログインしましょう。
偽の投資サイトとは、新しい投資サイトと称してウォレット情報を入力させ、お金を投資させるサイトです。最初は出金できるため、さらに投資金を増やして入金してしまうケースが多いです。
仮想通貨のセミナーによる詐欺被害に遭わないためには?
仮想通貨のセミナーによる詐欺被害に遭わないためには、以下の対策を行いましょう。
自分で勉強したり、無料体験のセミナーに参加することがおすすめです。
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自分で勉強する
本当に仮想通貨を始めたいのであれば、まずはYouTubeや仮想通貨の情報発信サイト、本などで知識を取り入れましょう。
仮想通貨は、セミナーに参加しなくても、自分で調べられる情報が多くあります。基本的な知識を教わる講座もありますが、主催者の実績が不明な場合が多いようです。
勉強する際は、正確な情報を発信する「仮想通貨取引所のブログ」や「大型の仮想通貨サイト」がおすすめです。
無料体験の仮想通貨セミナーに参加する
自分で勉強する他にも、無料体験のセミナーに参加することもおすすめです。
無料で質が良いセミナーが開催されています。口コミをチェックして、参加すべきか判断しましょう。
仮想通貨セミナーによる詐欺被害に遭った場合の相談先は?
仮想通貨のセミナーで詐欺被害に遭った場合は、以下の相談先を頼りましょう。
まずは、ネット詐欺に強い調査会社に依頼し、証拠を集めることをおすすめします。
仮想通貨のセミナーで詐欺に遭った場合に大切なことは、より多くの証拠を集めることです。証拠を集めて、弁護士で返金請求を行い、警察に被害届を提出しましょう。
調査会社
ネット詐欺に強い調査会社に依頼し、証拠を集めましょう。
調査会社では、銀行口座や仮想通貨取引所などの情報を元に、詐欺師の身元を特定し、弁護士を通じて返金請求までサポートします。
弁護士
弁護士は、証拠を元に返金請求を行います。仮想通貨のセミナーで被害に遭った場合は、証拠を揃えて依頼をしましょう。
弁護士は事実関係が正確につかめない状態では「内容証明郵便を送付する」や「訴訟をする」などの対応ができません。
警察
仮想通貨のセミナーで詐欺に遭ってしまった場合、最寄りの警察署へ行き、被害届を提出しましょう。
仮想通貨セミナーによる詐欺は、連鎖販売取引により、被害が拡大している可能性があります。
被害が拡大する前に、十分な証拠を集め、警察に捜査してもらうことが大切です。
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仮想通貨のセミナーで詐欺に遭ってしまったら当事務所へ
仮想通貨のセミナーで詐欺被害に遭わないためには、怪しいセミナーの特徴を知ることが大切です。
仮想通貨の詐欺セミナーの特徴は以下の通りです。
セミナーの参加費が異様に高く、誇張された表現で出資者を募ります。また、聞いたことがないコインの購入を勧められる場合は、仮想通貨詐欺を疑いましょう。
万が一仮想通貨の詐欺セミナーで被害に遭ってしまった場合は、より多くの証拠を集めて返金請求を行います。
東京中央信用調査は、仮想通貨セミナーを代表とする仮想通貨詐欺被害に強い探偵・調査会社です。詐欺被害に遭った方への無料相談を実施しています。
仮想通貨のセミナーに参加して被害に遭った方は、24時間無料相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。