結婚詐欺師か見極めるには、確認すべきポイントがあります。
入籍前に結婚詐欺とわかり訴える場合は、適切な証拠を集める必要があります。探偵へ協力を求めることで、価値の高い証拠の収集だけでなく犯人の身元の特定が可能です。
本記事を通して、結婚詐欺被害を最小限にとどめる行動をとれるようにしましょう。
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結婚詐欺とは
結婚詐欺とは、入籍を前提に交際をもちかけながら、実際は相手の資産や財産を騙し取ることを目的とした犯罪行為です。
詐欺師は、初めから入籍する意志はないものの、ターゲットを信頼させ金銭的な利益を得られるように行動します。詐欺師は感情を操り信頼を得ることが非常にうまく、巧妙な手口で相手を信じ込ませるため注意が必要です。
結婚詐欺のよくある手口
結婚詐欺師が男性の場合、経済力や包容力がある人物を演じて近づく手口を多く使います。
信頼関係ができてきた頃に、「親の手術」や「事業の失敗」などを理由として金銭を騙し取るケースが報告されています。
結婚詐欺師は、信頼を得るために時間をかけて接近し、計画的にターゲットを巻き込こむため注意しましょう。
結婚詐欺師に狙われやすい人
結婚詐欺師は、特定のタイプの人をターゲットにします。
- 資産がある人
- 早く結婚したいと考えている人
上記の特徴を持つ人は特に注意が必要です。それぞれ詳しく確認し、自身があてはまっていないかチェックしましょう。
資産がある人
結婚詐欺師にとって、ターゲットが大きな資産を持っていることは最大の魅力のため注意してください。
特に不動産や預金、株式などの資産を持っていたり、安定した高収入を得ていたりする人は詐欺のターゲットになりやすいといえます。出会って間もないうちの資産の話は避けたほうが良いでしょう。相手から聞かれる場合もあるかもしれませんが、自身の身を守るために隠すことも必要です。
親からの遺産が多く入る予定の方も注意してください。結婚詐欺師が、下調べをして近づくケースもあります。
金銭の話が多く出る際は、自身の資産が狙われている可能性があるため警戒しましょう。
早く結婚したいと考えている人
「早く結婚したい」と焦っている人は、結婚詐欺師の標的になりやすいため注意が必要です。
結婚に対する焦りを利用し、「早く入籍しないと逃してしまう」と思わせることで相手を急かし、詐欺を成功させやすくします。
妊娠・出産の時期を考えると、焦る気持ちが出てくる方もいるでしょう。女性は特に、年齢や社会的立場、親からの圧力などを理由に結婚を焦る時期があります。
結婚詐欺師は、早く結婚したいと考えている人の気持ちに寄り添うように見せかけて騙すため、注意してください。
結婚詐欺の実例
結婚詐欺の実例を2例紹介します。
実際に起こった結婚詐欺を知ることで、より具体的に詐欺師の手口を理解できます。
事例をみると、結婚詐欺は被害額が大きくなる傾向があります。実例だけでなく、回避方法もあわせて確認して対策しましょう。
ケース1
結婚詐欺師である無職の男がタクシー会社役員と偽り、婚活アプリで知り合った女性から現金を騙し取った事件が報告されています。
男はタクシー会社の役員を名乗り、車の修理費として130万円を騙し取りました。ほかにも、女性のクレジットカードで580万円を使ったり、女性名義で約800万円の高級車のローンを組んだりしたと報告されています。
5名ほどの女性から同様の被害を受けたと相談があり、関連を確認中です。
現金を要求されるだけなく、クレジットカードの使用やローンを組まされるケースもあるため注意してください。
会社役員であれば会社のホームページや、役員名簿で確認がとれます。相手の身分が本物か自分で確認するようにしましょう。
ケース2
結婚詐欺師が会社経営者を名乗り、入籍すると嘘をついて、女性2名から合計1千万円を騙し取る事件が報告されています。
男は、新規事業を始めるために資金が必要と言い、女性1人から現金400万円を騙し取りました。別の女性からは、中古車販売店を廃業するための資金を理由に、600万円を騙し取ったとされています。
結婚詐欺師は、会社経営者と偽るケースが多くあります。相手が経営者を名乗っている場合は、会社が登記されているか、決算書はあるかなどを確認することで実態の把握が可能です。
入籍前に結婚詐欺か確認すべきポイント5選
結婚詐欺に巻き込まれないためには、いくつかの重要なサインに注意してください。
入籍を決断する前にチェックしておきたい重要なポイントを5つ紹介します。
- 身元を隠そうとする
- お金の話題が多い
- 家族や友人に会わせようとしない
- 写真を撮らせない
- 理想的な人を演じている
上記のポイントを確認し、結婚詐欺のリスクを回避しましょう。
1.身元を隠そうとする
結婚を前提にしているにもかかわらず、身元を明かさない、または曖昧にする人は結婚詐欺師の可能性があります。
住所や職業など、基本的な情報すら教えたがらない場合は、何か隠している可能性があります。身分証を見せない、自身の出身地や母校について話さないといった行動が見られた際は、結婚詐欺を疑ってください。
身元を隠していると感じた場合は、第三者への調査依頼がおすすめです。相手が詐欺師だった際に、身元がわかっていると慰謝料請求がスムーズに行えます。
身元を隠そうとする行動が見られ、結婚詐欺師かもと感じた際は、探偵に素行調査を依頼し相手の背景を明らかにしましょう。
2.お金の話題が多い
お金に関する話題が頻繁に出る場合、結婚詐欺の可能性があるため注意が必要です。
特に知り合ってから短期間で金銭の援助を求めてくる際は、結婚詐欺の可能性が高まります。結婚前に金銭的な依頼をされることは、通常の関係では不自然です。大金を要求されなくても、デートのたびに食事代を払わされるケースもあるため注意しましょう。
結婚のためにお互いの資産状況を共有しようと言われることもあります。確かに、結婚前に確認したい事項ではあります。本当に信頼できる相手か、違和感はないか、確認してから共有してください。
あまりにもお金の話題が多い場合は結婚詐欺を疑い、相手の身元をしっかりと確認する必要があるでしょう。
3.家族や友人に会わせようとしない
相手が理由をつけて家族や友人に会わせることを避けようとする場合、結婚詐欺師の可能性があります。
結婚を考える相手であれば、通常はお互いの家族や友人に紹介します。相手が理由をつけて避けようとする際は、経歴を詐称していたり、身元を偽装していたりする可能性があるため注意してください。
例えば、「両親が海外にいる」「入院している」「死別した」といった理由をつけて避けるケースがあります。家族の話となると、踏み込みにくいと感じるかもしれませんが、入籍する相手です。一歩踏み込んで確認しましょう。
4.写真を撮らせない
写真を撮られることを避けたり、明らかに写真を加工したりする場合、結婚詐欺師の可能性が考えられます。
詐欺師が写真を撮らせない理由は、交際していたことの証明をしにくくしたり、嘘の経歴がバレないようにしたりするためです。
写真を撮っても、かなり加工する人や帽子やサングラスを必ずつける場合も注意が必要です。本人の顔とわかりにくくすることで、詐欺師とバレないようにしている可能性があります。
結婚詐欺師かもしれないと疑った際は、相手の顔写真を保存しているか今一度、確認してください。まったく写真がない場合は詐欺師を疑いましょう。念のため、交際中に顔写真を1枚でも撮っておくことがおすすめです。
5.理想的な人を演じている
あまりにも自分の理想にあてはまりすぎる人物は、結婚詐欺師の可能性があるため警戒すべきです。
結婚詐欺師は、ターゲットの理想像に近づけるために、巧妙に自分を演じることが得意です。完璧すぎる人物には注意が必要といえます。具体的には、ハイスペックで優しい人物を装っているケースが多く報告されています。
理想的な結婚相手に出会った場合、気持ちが盛り上がるでしょう。詐欺師は、盛り上がった気持ちを利用して一気に関係を縮めてくるため警戒が必要です。
世の中には、完璧な人物はいないと心に留めておくことが大切です。
結婚詐欺かもと思ったときの相談先
入籍前に結婚詐欺を疑った場合は、早急に対応しましょう。
- 警察
- 弁護士
- 探偵事務所
早期に対応するためには、上記3箇所の相談先が推奨されます。それぞれ、専門となる分野が異なるため、内容を確認し自身の希望に即した相談先を見つけてください。
警察
結婚詐欺に巻き込まれた可能性がある場合は、すぐに警察へ相談し、状況を説明したうえで被害届を提出しましょう。
警察に被害届が受理されることで、慰謝料請求や直接交渉を有利に行えます。詐欺師は、被害届が受理され捜査が開始となることを恐れて、取り下げを要求する場合があるためです。被害届の取り下げは、被害者しかできないため直接交渉が有利になります。
結婚詐欺の被害届が受理されるためには、状況を説明できるよう、警察へ行く前に証拠を集めてください。
被害届を提出し詐欺師との交渉が有利に進められるようにしましょう。
弁護士
結婚詐欺の被害に遭った場合、弁護士に相談することで法的なアドバイスを受けられます。
特に金銭的な被害が発生している際は、訴訟を含む法的手段を検討する必要があり、弁護士への相談は必要でしょう。
弁護士は、詐欺師との直接交渉や法的手続きの代行が可能ですが、相手の身元がわからなければ訴訟や慰謝料請求はできません。
結婚詐欺師の身元や、証拠、被害の状況をまとめた資料が必要になります。詐欺師の身元を知るために、探偵への素行調査依頼がおすすめです。
探偵事務所
結婚詐欺師の身元を調べるためには、探偵事務所に依頼しましょう。
結婚詐欺師は身元を偽っていることが多いため、専門家の力を借りて真実を調査する必要があります。探偵に依頼することで、警察や弁護士へ価値の高い証拠を提示できます。価値の高い証拠があれば、慰謝料請求や被害届の提出がスムーズに行えるため、探偵への依頼がおすすめです。
結婚詐欺師は、相手から金銭を引き出すとすぐに行方をくらますため注意が必要です。結婚詐欺師かもと疑った場合は早めに相談しましょう。早期の相談が、被害の拡大を防ぐ手段となります。
結婚詐欺を疑ったら当事務所へご相談を
「結婚詐欺かもしれない」と不安に思った場合は、当事務所へご相談ください。
結婚詐欺師は素性を明かさず近づいてくるため、専門知識を持つ調査員が身元を特定し、被害回復をサポートします。
当事務所へ早期に調査依頼をしていただければ、被害の拡大を防げます。無料相談は電話だけでなくLINEやメールでも可能です。土日祝も24時間、365日対応しておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。