結婚詐欺に遭った場合は専門家に相談し、適切に行動すれば被害を最小限に抑えられます。
結婚詐欺が疑われるポイントや事例を確認することで、被害に遭った際に冷静な行動をとれることが重要です。
本記事では、結婚詐欺の手口や相談先・対処法を紹介します。結婚詐欺の被害に遭った場合は、専門の調査機関に相談しましょう。
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結婚詐欺とは
結婚詐欺とは、結婚をほのめかし、ターゲットからお金を騙し取る行為です。被害に気づいた時点で、周囲の人や専門家に相談する必要があります。
警察や弁護士などに詐欺として扱ってもらうためには、犯罪にあたる条件を確認し、素早い問題解決を目指しましょう。
結婚詐欺にあたる条件
結婚詐欺にあたる条件は、相手に返済意思がないことです。返金を相談した際に返す意思がない交際相手は、詐欺師といえます。
詐欺師は、ターゲットに結婚話を持ちかけたあと、お金を奪い取るため注意してください。
ただし、返金されないすべてのケースが詐欺ではありません。返済意思があったにもかかわらず、途中から返せなくなった場合は、詐欺罪に問われない点に注意が必要です。
被害に遭った方は、詐欺師とのやり取りから相手に返金の意思があったか調査し、結婚詐欺の条件にあたるか確認しましょう。
結婚詐欺が疑われるポイント
結婚詐欺が疑われるポイントは、以下のとおりです。
- 出会い系サイト・SNSなどで出会った
- プロフィールが魅力的すぎる
- 相手が自分のことを教えてくれない
- さまざまな理由でお金を要求してくる
相手に少しでも不信感を抱いたら、連絡を絶ちましょう。結婚の意思がないにもかかわらず、異性の心の隙を狙ってお金を要求するため注意が必要です。
出会い系サイト・SNSなどで出会った
出会い系サイト・SNSなどでの出会いは、結婚詐欺が疑われるポイントです。
結婚詐欺師は最初から結婚するつもりがなく、「結婚式の資金がほしい」「借金を返済したい」などの相談をターゲットに持ちかけます。借用書がともなうお金を要求された場合は、詐欺の可能性が高いため、相手の住所や名前を確認してください。
出会い系サイト・SNSなどで出会った相手の個人情報のほとんどは、虚偽です。お金を貸した途端に相手の行方がわからなくなる事例が見られるため、安易に信じないようにしましょう。
プロフィールが魅力的すぎる
結婚詐欺が疑われるポイントの1つは、プロフィールが魅力的すぎることです。以下のようなプロフィールの異性から被害を受けた相談事例があります。
- 一流大学出身の高学歴
- 認知度のある収入が高い職業
- 裕福な家庭育ち
結婚詐欺師は異性の興味を引くプロフィールを登録し、ターゲットにアプローチします。男性の詐欺師であれば、高学歴や高収入をはじめとした女性が魅力的に感じる経歴をアピールするでしょう。
高級時計や外車といった富裕層を装う写真をアップする詐欺師も多いといえます。プロフィールに不審点がある相手には、大学の最寄り駅や会社の所在地など詳しく質問し、すぐに答えられない場合は詐欺を疑ってください。
相手が自分のことを教えてくれない
相手が自分のことを教えてくれない点も、結婚詐欺が疑われるポイントです。自分の正体を明かさない詐欺師からお金が返ってこない相談事例が報告されています。
プロフィールで好条件をアピールしているにもかかわらず、生い立ちや家族などを話さない相手には気をつけましょう。質問を聞いていないふりをしたり、話題をそらしたりする人は信用すべきではありません。
職業や収入などを聞かれることが多い場合は、相手からお金を狙われている可能性が高いといえます。自分のことを教えてくれない人は、結婚詐欺を疑いましょう。
さまざまな理由でお金を要求してくる
以下のようなさまざまな相談理由でお金を要求してくる場合、結婚詐欺が疑われます。
- 結婚前に借金を清算する
- 結婚資金がいる
- 病気や事故で高額な治療費がいる
- 事業や投資の失敗による借金を返済する
結婚詐欺師は、ターゲットの恋愛感情を利用してお金を奪おうとするため、注意が必要です。詐欺被害に気づいたら1人で悩みを抱えこまず、スピーディーな行動を心がけましょう。
ターゲットにお金を要求する理由は巧妙化しているため、安易に支払うべきではありません。
結婚詐欺の相談事例
結婚詐欺の具体的な相談事例を2つ紹介します。実際に報告されている事例を確認し、同じ手口で騙されないことが大切です。
結婚詐欺師は交際相手の愛情を利用するため、信頼できる相手であっても、簡単にお金を支払ってはいけません。相談事例と同じ方法でお金を求められた場合は、支払いを断ってください。
ケース1
結婚詐欺の相談事例の1つ目は、親の治療費の名目で高額を支払ったケースです。被害者男性は出会い系サイトで知り合った女性とデートを重ねた際に、倒れた母親の治療費が必要であることを相談されています。
女性の力になりたかった男性は、貯金から数十万円を引き出して渡しますが、相手と連絡がつかなくなりました。不信感を抱いた男性が出会い系サイトを確認すると、女性の登録情報は消去されており、詐欺被害に遭ったと気づいたとのことです。
ターゲットの信頼を得てお金を要求する行為は、詐欺でよく利用される手口です。結婚をほのめかす相手からお金を求められても、渡さないでください。
ケース2
婚活パーティーに参加した女性が、男性にデート費用やプレゼント代を支払った結婚詐欺の相談事例もあります。女性は、男性が高学歴で一流企業勤めだったことから猛アプローチし、交際がスタートします。
「将来のためにお金を貯金したい」という男性の意向を女性は信じ、高額なお金を支払いました。お金を支払ったあと、女性は自身の母親から信用できる男性であるかを問われ、疑いを持ったとのことです。男性には配偶者や子どもがいるだけでなく、学歴や職業にも嘘があることが発覚しました。
相手のプロフィールが好条件すぎる場合は、詐欺の可能性が高いといえます。知り合って間もない相手からお金を請求されても、安易に渡さないようにしましょう。
結婚詐欺に遭ったときの相談先
結婚詐欺に遭ったときの相談先は、以下のとおりです。
- 警察
- 弁護士
- 探偵
詐欺被害を解決するためには、行政機関や専門家に相談する必要があります。詐欺師と音信不通になっても、落ち着いて対処することを心がけましょう。適切な機関に相談することで、詐欺問題の被害回復が見込めます。
警察
結婚詐欺に遭ったときの相談先の1つが警察です。
警察に相談すると被害届の提出を勧められ、以下のような内容の記載が求められます。
- 出会い方
- 交際期間
- 相手の個人情報
- 容姿の特徴
- 明確な被害額の記録
- 連絡がとれないことの証明
詐欺の内容を細かく聴取されることから、事前に整理しておく必要があります。あいまいな部分が多いと警察が動かず、結果的に事件性がないと判断されるケースがほとんどです。
ただし、警察は犯罪者を捕まえることが目的であり、犯人が捕まっても返金は受けられません。
被害の全貌や相手の情報・行動に悪意があったことを示す証拠を集めて、警察に相談してください。
弁護士
結婚詐欺に遭ったときの相談先の1つとして、弁護士が挙げられます。弁護士は法律の専門家であり、被害回復に向けた具体的なアドバイスが可能です。
自身では困難な詐欺師との交渉や返金請求の手続きを弁護士が代行することにより、スムーズな問題解決ができます。訴訟を恐れる詐欺師は、弁護士からの返金請求に応じやすいため、被害金を取り戻せる確率が上がります。
弁護士に相談する際は、被害内容や相手の容姿の特徴などを説明してください。詐欺とわかる借用書や相手とのやり取りの記録などは、被害回復に重要な証拠であることから、忘れずに提出しましょう。
探偵
探偵は、結婚詐欺に遭ったときの相談先としておすすめです。
詐欺師のほとんどは、被害者に偽の情報を伝えています。警察や弁護士は、相手の素性や被害がわかった状態から捜査するため、詐欺を証明できる証拠が必要です。
探偵は情報を集めるプロ集団であり、詐欺の証拠や相手の素性の調査を依頼できます。契約書や相手の連絡先などの証拠をスピーディーに集め、弁護士に提出して返金請求することが被害回復の近道です。
詐欺を証明する証拠がない場合は、弁護士からの返金請求でも被害回復は困難です。結婚詐欺に遭った時点で、いち早く探偵に相談することで相手の情報をつかみ、問題解決を目指しましょう。
結婚詐欺に遭った際の対処法
結婚詐欺に遭った際の対処法は、以下のとおりです。
- 証拠を集める
- 刑事告訴する
- 返金請求する
結婚詐欺の被害に気づいたあと、少しでも早く被害回復できるように専門家へ相談しましょう。専門家に依頼することで、詐欺師からお金を取り戻せる可能性があります。
証拠を集める
結婚詐欺に遭った際は、以下の情報を集めて対処してください。
- 詐欺師とやり取りしたLINEやメール
- 詐欺師へのお金の支払いがわかる明細書
- 詐欺師のSNSアカウントの情報
- 詐欺師が結婚をほのめかした記録
刑事告訴には結婚詐欺の証拠が重要であり、情報が不十分の場合は専門家へ相談する必要があります。証拠がそろっていれば、警察は提出された告訴状にもとづき捜査を開始するでしょう。
民事訴訟にも主張する事実の証拠が必要であるため、集めて整理しておくことが重要です。結婚詐欺に遭った場合は、探偵に相談しながら証拠をそろえてください。
刑事告訴する
結婚詐欺に遭った際の対処法の1つが、刑事告訴です。被害者は、警察に相談することで、詐欺師に対する処罰を求められます。
告訴が認可されて刑事事件として立件されると、警察は犯罪の捜査を開始するでしょう。被害者が集めた証拠や損害などの情報がそろっていれば、詐欺師が逮捕される確率が上がります。
罪を軽くしたい詐欺師は、「被害額の弁償」や「慰謝料の支払い」を約束することにより、示談を申しいれるケースがあります。詐欺師に処罰を求める方は、刑事告訴を検討してください。
返金請求する
返金請求することも、結婚詐欺に遭った際の対処法の1つです。被害者は、司法書士や弁護士といった法律の専門家に相談することで、詐欺師に貸したお金の返金請求を行えます。専門家が詐欺師と直接交渉するため、被害者の精神的負担を軽減できるでしょう。
民事事件はターゲットと加害者の争いであり、詐欺師から被害に遭ったお金や慰謝料を請求できます。詐欺師が返金交渉に応じない場合、被害者は支払督促や訴訟を起こすことが重要です。被害者からの申告が裁判所に認められれば、法的に支払ったお金が返金されます。
結婚詐欺により金銭的被害を受けた方は、専門家に返金請求の代行を依頼し、被害回復に取り組みましょう。
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結婚詐欺の解決には、相手の情報と詐欺被害の証拠を集めることが重要です。相手が特定されない場合、警察や弁護士は案件の受理が困難で解決までに時間がかかります。
当事務所は、依頼者様の想いや事情を考慮したうえで、豊富な知識と実績から最善な解決方法のご提案が可能です。被害者自身での解決が困難でも、探偵であれば被害金回収の成功へ近づく可能性が高まります。
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