結婚詐欺師のテクニックに騙されるな！狙われやすい人の特徴と回避法

交際相手の言動が怪しいとお悩みではないでしょうか。

理想の恋人だと思っていた相手が実は結婚詐欺師で、気づかないうちにお金を騙しとられていたという被害も多くみられます。

本記事では、結婚詐欺師が被害者を騙すためのテクニックを紹介します。詐欺から身を守りたいと考えている方は参考にしてください。

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結婚詐欺とは

結婚詐欺とは、入籍すると相手に勘違いさせ、恋愛感情を利用して金銭を騙しとる行為をいいます。

詐欺に遭ったと認められるために必要な条件は、以下の4つです。

被害者に犯行がバレないよう画策する詐欺師のテクニックを理解し、トラブルを防ぎましょう。

結婚詐欺師のテクニック3選

よくみられる結婚詐欺師のテクニックは、以下の3つです。

被害に遭ってから結婚詐欺だと気づくケースも多いため、常に相手の言動を冷静に観察する意識が大切です。

1.出会ってすぐに恋愛へ発展させる

結婚詐欺のテクニックとして、出会ってすぐに恋愛へ発展させることがあげられます。

結婚詐欺師は、ターゲットと知り合ってすぐに、熱烈に好意をアピールします。関係を急ぐ理由は、相手と早急に距離を縮めて、お金を無心するまでの時間を短縮したいと考えているためです。

早く結婚したい人であれば、出会ったばかりの相手から交際や婚約の話をされると、気持ちが舞いあがり冷静に判断できないでしょう。

婚活パーティーやアプリで出会った相手が、すぐに結婚をほのめかしてきた場合は注意が必要です。結婚を真剣に考えるなら、時間をかけて相手を知り、関係を構築してください。

2.お金の無心までは理想の恋人を演じる

結婚詐欺師は、お金を無心するまでは理想の恋人を演じるというテクニックも使います。ターゲットが求める恋人になりきって自分に夢中にさせ、相手からお金を引き出しやすくすることが狙いです。

詐欺を疑われないよう、交際当初の詐欺師はプレゼントを贈ったり旅行に連れて行ったりしてターゲットに尽くします。本当に結婚を考えているとターゲットにアピールするために、式場の見学や家族への挨拶をすることもあるでしょう。

ターゲットを騙そうと2〜3年かけて、理想の恋人を演じ続ける詐欺師もいるため、注意が必要です。良い面ばかりでなく、多角的に相手を観察して見極めてください。

3.急にお金が必要な状況を装う

交際をしばらく続けたあと、急にお金が必要な状況を装うことは結婚詐欺師のテクニックです。詐欺を疑われずにターゲットからお金を引き出すために、緊急性がある話や同情を誘う理由で金銭を要求します。

交際のなかですっかり相手を信用してしまったターゲットが、詐欺師の言葉を信じてお金を渡すケースが少なくありません。

相手から突然「事業に失敗して負債を抱えた」「事故を起こし示談金が必要だ」といわれても、すぐにはお金を渡さずに事実か確かめましょう。

少額であっても、交際相手とのお金のやりとりは控えることが賢明です。

結婚詐欺師に狙われやすい人の特徴

結婚詐欺師のターゲットとして狙われやすい人の特徴は、以下のとおりです。

悪質なテクニックに騙されないために、自分にあてはまる部分がないか確認しましょう。

結婚に焦りがある

結婚詐欺師のテクニックに狙われやすい人の特徴の1つは、結婚に焦りを感じていることです。結婚に焦りを感じている人は、入籍をほのめかされると冷静に判断できず、詐欺師の手口に騙されやすい傾向があります。

詐欺師は「式場の費用が必要だ」と嘘をつき、お金を渡すことで結婚できるとターゲットに思い込ませます。相手と早く結婚したい人が、詐欺師の言葉を信じてお金をすぐに渡してしまう被害が多くみられます。

婚活の場には、詐欺を目的にした人物が潜んでいることを理解し、早々に結婚をほのめかしてくる相手には警戒してください。

本人や家族に資産がある

本人や家族に資産があると、結婚詐欺師に狙われやすいため注意しましょう。できるだけ多くのお金を騙しとりたいと考える詐欺師にとって、資産がある相手は格好のターゲットです。

経済力を知るために、詐欺師は出会ってすぐにターゲットの収入や預金について探りを入れます。お金を持っているとわかったら、すぐに「結婚を前提につき合いたい」とアプローチするでしょう。

出会ってすぐに経済状況について聞いてくる人物は結婚詐欺師の可能性があります。少しでも怪しいと感じた相手には、プライベートな情報をあかさないようにしてください。

内向的で恋愛経験が少ない

結婚詐欺師のテクニックに狙われやすい人は、内向的で恋愛経験が少ないという特徴があります。相手のペースに巻き込まれやすく、お金を要求された際に断れない大人しい性格の人を、詐欺師はターゲットとして好むためです。

恋愛経験が少ない人は、詐欺師の一方的なアプローチに疑いを持たず、「運命の相手かもしれない」と思い込む可能性があります。

詐欺師は、ターゲットを自分に依存させるため、第三者の介入を避けようとします。交友関係がせまい内向的な人物を選ぶことで、誰にも相談させずにお金を引き出そうと狙うテクニックには警戒が必要です。

結婚詐欺師のテクニックに騙されないために

結婚詐欺師のターゲットの心理を悪用したテクニックに騙されないために、とれる対策は以下のとおりです。

交際の記録や自分の素性がわかる情報をターゲットに渡したくない詐欺師の特性を逆手にとり、被害を回避する対策をしましょう。

相手のプロフィールを確認する

結婚詐欺師のテクニックに騙されないためには、相手のプロフィールをよく確認することが大切です。ターゲットに素性を突き止められないように、個人情報を偽る結婚詐欺師が多く存在します。

詐欺師は、ハイスペックな職種や華麗な経歴を記載し、嘘の情報でターゲットの興味をひこうとします。婚活アプリの顔写真があまりにも容姿端麗であった場合は、インターネットから拾ってきた画像を使用している詐欺師かもしれません。

結婚する相手として条件が良い人物であっても、嘘の情報を載せている詐欺師の可能性を疑い、プロフィールの内容をよく確認することが大切です。

デートの様子を写真や動画に残す

交際中のデートの様子を写真や動画で残すことも、結婚詐欺のテクニックに騙されないための対策です。相手が結婚詐欺師であったときに重要な証拠となる交際の記録を残すと、悪質な行為を抑止できる可能性があります。

一般的なつき合いであれば、デート中の写真や動画の撮影は自然なことですが、詐欺師の場合は嫌がるそぶりをみせます。写真撮影が相手の違和感に気づくきっかけにもなるでしょう。

ツーショット写真や相手の顔や特徴がわかる動画などは、詐欺に遭った際に犯人の身元を特定できる証拠となるため、残しておくことが賢明です。

お金の話には乗らない

お金の話には乗らないように心がけ、結婚詐欺師のテクニックを回避してください。ターゲットからお金を騙しとることが目的の詐欺師は、金銭を引き出せるタイミングを常にうかがっています。

相手が直接的にお金の話をしてくるケースばかりではありません。「親の介護費が支払えない」と同情を誘い、ターゲットからお金を差し出すよう仕向ける詐欺師もいます。

信頼している恋人であっても、金銭の貸し借りについては慎重に対応しましょう。交際相手からお金についての話題を出された場合は、一人で判断せずに、家族や友人に相談してください。

結婚詐欺師のテクニックに騙された際の相談先

結婚詐欺師のテクニックに騙されてしまった際に相談できる場所は、以下の3つです。

証拠の有無や、詐欺師について知っている情報の多さによって、相談したときの対応が変わることも考えられます。詐欺の被害を相談できる機関の特徴を理解し、適切に選択しましょう。

警察

結婚詐欺師のテクニックに騙された際の相談先の1つとして、警察があげられます。

警察へ被害を申告すると、事件の捜査がおこなわれ犯人の逮捕が期待できます。警察の捜査がはじまると、処罰をおそれた詐欺師が示談を申し出るケースもあるでしょう。

結婚詐欺の被害に遭った際は、最寄りの警察署へ直接行くか、電話で相談してください。状況を聞きとった警察から、被害届の書き方や今後の対応についてアドバイスを受けられます。

被害届を出す際に、詐欺師の情報や事件性を示す証拠が不足していると、警察にとりあつかってもらえないため、注意が必要です。

弁護士

弁護士は、結婚詐欺のテクニックに騙された際に協力してもらえる相談先です。詐欺の被害に遭い、相手に返金を求めるなら一度弁護士に相談してみましょう。

詐欺師との直接交渉や返金に向けた裁判の準備は、法律の知識を持つ弁護士に依頼することでスムーズに進み、成功の確率も上がります。

結婚詐欺師からの返金を実現させるには、相手の身元の特定が不可欠です。詐欺師についての手がかりを集め、返金請求をスムーズにおこなえるよう準備しておきましょう。

調査会社

結婚詐欺師のテクニックに騙された際は、調査会社への相談がおすすめです。奪われたお金をとり戻すための手続きをとるには、詐欺師の所在をあきらかにしておく必要があります。

調査会社は、詐欺師の身元を特定することに特化した機関であり、返金を求めたい被害者にとって心強い味方です。調査会社で集めた詐欺師の情報を持って弁護士や警察に相談すれば、返金に向けて動き出してもらえる可能性が高まります。

調査会社は相手の身元を突き止めるだけでなく、詐欺を証明するための確かな証拠も集めます。

素性や証拠を隠し、姿を消した詐欺師からお金をとり返したい場合は、調査会社へサポートを依頼することで解決が早まる可能性があるでしょう。

結婚詐欺の被害でお困りなら当事務所へ

結婚詐欺師の巧みなテクニックに騙されてしまい、お困りの場合は当事務所へご相談ください。プロの調査員によって、返金の手続きに必要な詐欺師の所在と、被害をあきらかにする証拠を調べます。

証拠が少なく、弁護士や警察に対応を断られてしまったケースでも、ご相談者様が求める情報をすみやかに収集し、被害回復に役立てます。

ご相談はメールやLINEから無料で受けつけており、24時間対応が可能です。結婚詐欺に遭い、相談先や今後の対応がわからず困ったら、お気軽に当事務所へご連絡ください。