SNSの利用者の増加とともに増え続ける犯罪の一つに国際ロマンス詐欺があります。Facebookも例外ではありません。
この記事では、Facebookで横行している国際ロマンス詐欺を多くの国際ロマンス詐欺の調査をしてきた調査員が解説します。
●外国人に投資で騙された
●投資金が出金できない
●詐欺師からお金を取り返したい
●弁護士に依頼を断られた
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Facebookに出没する国際ロマンス詐欺の犯人の特徴
一通りターゲットについて聞くと、今度は自分のことについて語り始めます。詐欺師が語る身の上はいくつかのパターンがあります。
国際ロマンス詐欺師は軍人・医者が多い
国際ロマンス詐欺で詐欺師がよく使う職業や肩書です。
- アメリカ軍から紛争地に派遣されている軍関係者
- いくつもの事業を展開している実業家
- 海外で投資案件を探している投資家
共通しているのが、海外を飛び回っていることが多く自由に連絡が付きにくく、SNSのビデオが使用禁止されているといった言い訳もたつので、姿を見せなくてすむのです。
ディープフェイクビデオで、さらに信用性を持たせる手口も登場
ただ、最近ではビデオを使用した手口も増えているので安心はできません。
「本人とビデオで直接話していたので信用してしまった」という被害者も出始めています。
これは「ディープフェイク」という手口で、AIを使用すれば比較的簡単に作れてしまいます。
ウクライナのゼレンスキー大統領のフェイク動画が出て世界中が騒然となったのは記憶に新しいところです。
ゼレンスキー大統領の場合は本人と比較できるので、いろいろ不自然な点をみつけることができますが、いきなりこういったビデオをみせられて疑いをもつことは、まず難しいでしょう。
ロシアのウクライナへの攻撃が激しさを増す中で、フェイスブックなどのSNSで、ある動画が拡散された。その動画というのが、ウ…
プロフィール写真がとにかく美男・美女
Facebookに使用しているプロフィール写真は、モデルか俳優のような美形がほとんどです。
というのも、これらの写真はwebで適当に拾ってきた写真で、海外の芸能人であることも珍しくありません。海外は女性の軍役も珍しくないので、男性も油断は禁物です。
Facebookの国際ロマンス詐欺師でよくある手口とは
Facebookでの国際ロマンス詐欺は、友達申請から始まります。ある日突然、見知らぬ外国人から
「あなたとは話が合いそうだ」
メッセージが送られてきます。変だなと思いながらも申請を承諾すると、名前や住所や仕事などを聞いてきます。
そして、相手を信用させることに成功したとみるやいなや、
「仕事がつらいので、軍を抜けてあなたと日本で暮らしたい」
「あなたにプレゼントを贈ったので受け取ってほしい」
と言ってきます。その上で日本への渡航費や軍を抜けるためにお金がいるなど金銭を要求してくるのです。信憑性を持たせるために、紛争地域の見るに堪えない写真を送ってくることもあります。
プレゼントの場合は、送ったものが税関でストップしてしまい、取り戻すのに手数料を払わなければならないという口実でお金をだまし取ろうとします。
これは「箱もの」という手口で、税関の職員を装った別の人物とグルになっていることもあります。
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Facebookの国際ロマンス詐欺を見抜く方法とは
国際ロマンス詐欺は年々巧妙化していて、一度引っかかってしまうと気づくのが遅れて取り返しのつかないことになります。
突然外国人から友達申請がきたら、以下のことを確認してみましょう。
プロフィール写真を検索する
先述したように、プロフィール写真は無断拝借したものです。Googleで画像検索すると、同じような写真がいくつもヒットするだけでなく、国際ロマンス詐欺に使用した画像を集めたまとめサイトのようなものも出てきます。
同じ人物の写真があったら、間違いなく詐欺です。
似たような話がないか探してみる
まとめサイトには、詐欺の手口も詳細に記述してあります。今の自分の置かれている状態が、似たような立場になっていないか、客観的に見てみる必要があります。
お金の話になると口調が変わる
すでにメッセージのやり取りをしていたら、今までのメッセージのやり取りを最初からしっかり読んでみましょう。
以前に比べてお金の話ばかりになっていたら要注意です。
お金に絡んだ話になると急に流暢な日本語になったり、命令口調になっていたりしたら、もう相手にしてはいけません。
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国際ロマンス詐欺の被害に遭ってしまったら…。一刻も早く相談を!
ただ、詐欺師は非常に狡猾で人の心理を熟知しています。罠にかかってしまったら、自分で気づくのは困難です。被害に遭ったら、一刻も早くしかるべき機関に相談しましょう。
電話警察相談専用電話(#99101)
ただ、お金を取り戻すことを第一に考えるなら、弁護士に依頼して法的手段をとるのが早道です。
弁護士に依頼すれば返還請求や口座の凍結の手続きをすることができますが、詐欺に遭ったことを立証するための証拠が必要です。
FacebookなどSNSを利用した詐欺の証拠を集めには、複雑なITの知識が必要になります。
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