婚活中に結婚詐欺師から妊娠させられた！相手に問える罪や対処法

結婚詐欺師に妊娠させられ、対処法を調べてはいないでしょうか。婚活のなかで悪質な被害に遭ったら、慰謝料の請求も考えるべきです。

本記事では、妊娠したときに結婚詐欺師へ問える罪や、被害回復にむけて準備すべき証拠などを解説します。

被害に遭った際の相談先も紹介するため、参考にしてください。

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結婚詐欺師に妊娠させられる被害に注意

婚活中の女性が結婚詐欺に遭い、お金を奪われたうえに妊娠させられる被害がみられます。結婚前提でつきあっている男性から、お金や肉体関係を求められると断りにくい女性も多いでしょう。

「妊娠した」と相談したあとから相手と連絡がとれなくなり、はじめて被害に気づきます。出産する・しないにかかわらず、心身へのダメージは計りしれません。

結婚詐欺師は自身の情報をあかそうとしないため、相手に返金や慰謝料の請求をしようにも方法がない、とあきらめる女性もいます。

詐欺の証拠や情報が少なく、解決に難航しているケースは探偵の活用がおすすめです。一人で悩まずに相談しましょう。

婚活市場に現れる結婚詐欺師の特徴

婚活市場に現れる結婚詐欺師の特徴は、以下のとおりです。

詐欺師は「結婚相手として理想的な男性」を演じ、婚活市場でターゲットをみつけると、熱烈にアプローチして女性を騙します。

相手に自身の情報を教えようとしない詐欺師がほとんどで、「相手の情報はLINEしか知らなかった」という被害者も大勢います。

婚活中にすてきな男性から急にアプローチされたときは詐欺を疑い、警戒してください。

結婚詐欺で妊娠した際に相手に問える罪

結婚詐欺で妊娠した際、相手に問える罪は以下のとおりです。

詐欺罪がみとめられると、相手には重い刑罰が科せられます。民事で貞操権の侵害を訴えると、慰謝料が請求できる場合もあります。

妊娠をともなう結婚詐欺のケースは、被害が大きく悪質性が高いとみとめられやすい傾向です。心身ともに落ちついたら、被害回復にむけて行動しましょう。

詐欺罪

結婚詐欺で妊娠させられた際は、相手に詐欺罪を問えます。刑事告訴によって、詐欺罪がみとめられると、詐欺師は10年以下の懲役刑を科せられます。懲役が3年を超えると執行猶予がつかないケースが多い傾向です。

詐欺罪の成立には、以下の条件が満たされていることが必要です。

詐欺罪には罰金刑はなく、懲役刑のみです。相手を妊娠させたケースは、被害が大きいとみなされやすいため、重い懲役刑が科せられる可能性があるでしょう。

刑事裁判では相手に返金や慰謝料の請求はできません。騙しとられたお金をかえしてほしい、慰謝料を払わせたいという場合は、民事裁判をおこすことも考えてください。

貞操権の侵害

貞操権の侵害も、結婚詐欺で妊娠させられた際に問えます。結婚の意思があると騙して行なった性交渉は、女性の性的判断の自由を侵害するものと考えられます。

貞操権は民法710条で定められており、侵害が証明されれば慰謝料の請求が可能です。慰謝料の相場は50〜300万円ですが、具体的な金額はケースバイケースで異なります。

結婚すると嘘をつかれただけでなく、妊娠したことで心身ともに大きなダメージをうけたと判断されると、多くの慰謝料を勝ちとれる可能性があります。自身のケースで貞操権が侵害されたか判断が難しいときは、信頼できる第三者に相談しましょう。

結婚詐欺で慰謝料を請求できる条件

結婚詐欺で慰謝料を請求できる条件は、以下のとおりです。

婚活市場にひそむ結婚詐欺師に騙されて、泣き寝入りする女性は多いでしょう。被害を回復するために、自分のケースに慰謝料を請求できる見込みはあるのか、しっかりと確かめてください。

結婚の意思があると被害者に勘違いさせた

結婚詐欺師に慰謝料を請求するには、結婚の意思があると勘違いさせられたことが条件としてあげられます。被害者が「将来のパートナー」だと思っている相手に尽くそうとしたり、結婚というゴールを優先した判断をしたりするためです。

将来の結婚相手であれば、デートや性交渉は当然するものです。「お互い結婚を考えている」と女性が思いこんでいると、避妊がおろそかになるおそれもあります。

結婚の意思があると勘違いさせられて妊娠したとき、慰謝料の請求を考える方も多いでしょう。「本当は結婚するつもりがなかったのでは」と交際相手に感じた際は、すみやかに証拠をあつめてください。

金銭を騙しとった

金銭を騙しとられたことも、結婚詐欺で慰謝料の請求ができる条件です。結婚詐欺師はお金が必要になったと、ターゲットに嘘をついて金銭を奪います。

詐欺師がターゲットを騙す際によく使う嘘は、以下のとおりです。

困ったそぶりをみせ、被害者がみずからお金を渡すよう仕向けるケースもあるため、金銭を渡したときの状況をよく思い出してください。

お金を騙しとられていないケースでもあきらめずに、専門家に相談しましょう。

詐欺罪や貞操権の侵害がより重くなるケース

詐欺罪や貞操権の侵害がより重くなる結婚詐欺のケースは、以下のとおりです。

罪の重さや慰謝料の額は、被害の大きさによって変わります。お金の被害だけでなく心や体へのダメージも、裁判では判断基準となります。

詐欺師の罪をあきらかにするには、証拠が欠かせません。結婚詐欺師にしっかりと慰謝料を払わせるためにも、調査のプロに証拠あつめを相談しましょう。

結婚詐欺の被害回復や慰謝料請求に必要な証拠

結婚詐欺に遭い妊娠させられたときの、被害回復や慰謝料請求に必要な証拠を確認してください。被害に遭ったと訴えても、あきらかな証拠がなければ、裁判を有利にすすめられません。

悪質な結婚詐欺師に対抗するために、被害回復に必要な証拠をいち早くあつめましょう。

結婚詐欺だと示す証拠

被害回復や慰謝料請求には、結婚詐欺だと示す以下のような証拠が必要です。

相手の発言が嘘だったと証明することが、結婚詐欺を示す際に重要です。たとえば、経歴や結婚したいという言葉に嘘があったことがわかる情報は、あきらかな詐欺の証拠になりえます。

有罪判決をうけた事例では、同じ手口で複数人を騙していたケースがありました。詐欺師を調査し、同様の詐欺をほかにも行なっていることがわかれば自身のケースを立証する助けになるでしょう。

しっかりした証拠が、警察や弁護士に相談して法的な手続きを有利にすすめる際のカギとなります。

貞操権侵害を示す証拠

結婚詐欺の被害回復のために、貞操権侵害を示す証拠として、以下を証明できるものが必要です。

貞操権を侵害されたと示すために、性行為の相手が詐欺師であると証明しましょう。「ホテルに入るところをみた」といった目撃者の証言は、事実の確認に有効です。妊娠したのであれば、事実や性交渉の時期の証拠として、医療機関の診断書を用意してください。

詐欺師の「結婚しよう」というアプローチにより、被害者が騙され判断を誤ったという事実も重要です。結婚願望が強い方であれば、将来を約束していなければ性交渉にいたっていない可能性があり、性的な判断の自由を侵害されたと主張できます。

慰謝料請求のために、しっかりと証拠をあつめましょう。

婚活中に詐欺師から妊娠させられた際の相談先

婚活中に詐欺師から妊娠させられた際の相談先は、以下のとおりです。

詐欺の証拠が十分にあつまっていないケースは、警察が捜査をしないことがあります。先に探偵に相談して、あきらかな詐欺の証拠をあつめましょう。

警察

婚活中に詐欺師から妊娠させられた際は、警察に相談できます。警察は犯罪行為に対する法的な捜査権限をもち、犯罪が疑われると判断すると捜査をはじめます。

警察にうごいてもらうためには、事件性があるとはっきり判断できる証拠が必要です。相談の際は出会ったときの様子や妊娠するまでのいきさつなど、くわしく伝えてください。妊娠による心や体のダメージも含めた被害を記録しておくと、前向きな対応が期待できるはずです。

警察は被害に遭った方の権利を守るべく、必要な手続きをとります。詐欺師を逮捕して刑事罰をあたえたいなら、警察への相談を検討してください。

探偵

探偵も、婚活中に妊娠させられた際に頼りになる存在です。探偵は調査のプロであり、個人の素性や行動をあきらかにできる可能性があります。裁判で相手に刑事罰を科したり、慰謝料を請求したりするためにも、あきらかな証拠をあつめてもらいましょう。

詐欺師の身元や過去の経歴、ほかにも同様の悪事をはたらいていないか調べる際に、探偵のノウハウは欠かせません。高い調査力をもちいて、探偵は被害者をサポートするために必要な情報をあつめます。

警察や弁護士への相談も有効ですが、詐欺の証拠が不十分では対応が難しいケースもあります。あらかじめ証拠をそろえておくと、被害解決にむけてスムーズにすすめられるはずです。

無料相談のある事務所なら、気軽に連絡できるためおすすめです。

婚活で詐欺師から妊娠させられたら当事務所へ

婚活中に詐欺師から妊娠させられ、対応にお困りなら当事務所へご相談ください。

プロの調査員が、相手の身元や行動をあきらかにし、詐欺の証拠をあつめます。必要に応じて弁護士を紹介し、被害に遭った方の権利を守るお手伝いをします。

騙されたことと妊娠による、詐欺被害者のダメージは計りしれません。安心して新たなスタートを切れるよう、サポートいたします。お気軽に当事務所の無料相談をご利用ください。