「アダルトサイトを見ていたら、勝手に会員登録されて料金を請求された」
「ワンクリック詐欺だと分からず、お金を送ってしまった」
このような経験はありませんか？
ワンクリック詐欺は減少傾向にあるものの、被害者が後を絶ちません。ユーザーに危機感を与える手口が巧妙になっているためです。
そこで今回は、ワンクリック詐欺の悪質な手口と特徴、被害に遭わないための対策、相談機関を紹介します。
ワンクリック詐欺でお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
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ワンクリック詐欺の悪質な手口とは？
ワンクリック詐欺とは、URLを押すだけで契約完了の旨の画面が表示され、不正に利用料金を騙し取る行為です。Webサイトやメール、アプリ上で、ワンクリック詐欺に繋がるURLが表示されています。
ワンクリック詐欺の悪質な手口は以下の通りです。
アダルトサイトや出会い系サイトだけでなく、芸能やゲームなどの情報サイトにも設置されている場合があります。
同意のない契約による料金の請求は無効です。払う義務がないので、無視をするのが一番でしょう。
しかし、遠隔操作により請求画面を削除させないようにしたり、シャッター音や警告音を鳴らしてユーザーを脅したりする手口も横行しているようです。
ワンクリック詐欺の特徴
ワンクリック詐欺の特徴は以下の通りです。
ワンクリック詐欺の大きな特徴は、ユーザーが同意していないにも関わらず、契約が完了したと思わせるような文面が表示される点です。
多くのワンクリック詐欺は、無視することで解決します。ユーザーの操作ミスにより、意図せず契約が完了してしまった場合、法令により契約が無効になるためです。
詐欺の特徴を知り、ワンクリック詐欺に遭わないために予防をしましょう。
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ページをクリックしただけで契約完了画面が表示される
ワンクリック詐欺という名称の通り、一度クリックしただけで契約完了画面が表示され、金銭を要求されます。「登録ありがとうございました！」という文面とともに、利用料の請求がされます。
多くのワンクリック詐欺は、動画のダウンロードボタンや年齢確認ボタンをクリックすることで、利用料の請求がされるケースです。
ユーザーにとって分かりづらい利用規約を設置している
ワンクリック詐欺に誘導するサイトは、ユーザーが利用規約を読まないように工夫している特徴もあります。次のページへクリックさせるために、利用規約を読みづらくしています。
例えば、文字を小さくしたり、長文にしたり、一部しか閲覧できない表示にしたりなどです。
商品の契約をする場合は、必ず利用規約の確認をしましょう。明らかに読ませる気がない利用規約を設置しているサービスの利用は控えることで、ワンクリック詐欺の予防ができます。
個人情報が特定していると思わせるような文面で脅す
ワンクリック詐欺の特徴は、請求画面にIPアドレスや個体識別番号が記載されている点です。詐欺業者の意図の一つに、個人情報が特定されていると思わせ、ユーザーに恐怖心を抱かせて金銭を騙し取る目的があります。
IPアドレスや個体識別番号のみでは、氏名や住所は特定できません。個人情報が漏洩していることはないので、画面を消して、閲覧履歴を消しましょう。
シャッター音や警告音を鳴らして不安感を抱かせる
ワンクリック詐欺の料金請求画面が表示されると同時に、シャッター音や警告音を鳴らして、不安感を抱かせるケースがあります。
シャッター音を鳴らすことで、ユーザーが写真を撮影されたと誤認させ、不安感から金銭を支払わせやすくします。
実際に写真は撮られておらず、サイトからシャッタ―音に見せかけた音声が流れているだけです。相手に顔が知られることはないので、安心してください。
ワンクリック詐欺に遭わないためにできる4つの対策
スマホやパソコンでさまざまな情報が受け取れることで、個人の情報リテラシーが問われます。詐欺や間違った情報などを分別し、ネットにはびこる危険性から身を守る必要があるためです。
ワンクリック詐欺に遭わないために、以下の対策を日常的に行いましょう。
- いかがわしいサイトは閲覧しない
- 怪しいURLや広告をクリックしない
- アプリのダウンロードは慎重に行う
- セキュリティソフトを導入する
さまざまな危険性があるインターネットですが、適切な対策をすることで、ワンクリック詐欺を回避できる可能性が高くなります。
1．いかがわしいサイトは閲覧しない
ワンクリック詐欺対策で大切なことは、アダルトサイトや出会い系サイトなどのいかがわしいサイトは、普段から閲覧しないことです。
アダルトサイトは、動画のダウンロードボタンや年齢確認ボタンなどを利用し、ワンクリック詐欺へ導入しやすいようです。
また、動画を閲覧したい気持ちが早まることで、利用規約の確認を怠る可能性があります。
2．怪しいURLや広告をクリックしない
怪しいURLや広告はクリックしない対策をしましょう。身に覚えがない相手からのメールや広告に記載されているURLは、ワンクリック詐欺画面が表示される場合があります。
アダルトサイトや出会い系サイトなどいかがわしいサイトを閲覧することは、避けることをおすすめします。
3．アプリのダウンロードは慎重に行う
提供元不明のアプリや、口コミが不評なアプリのダウンロードは避けましょう。ワンクリック詐欺の手口の一つに、アプリを開くだけでワンクリック詐欺の画面が表示されるものがあります。
ワンクリック詐欺のアプリが端末内に存在するだけで、何度も請求画面を表示させる場合があります。しつこく料金請求を行うことで、支払いから逃げられなくするためです。
4．セキュリティソフトを導入する
PCやスマホを守るセキュリティソフトを導入し、ワンクリック詐欺の対策を行いましょう。セキュリティソフトを導入することで、怪しいサイトへのアクセスや提供元が不明なアプリのダウンロードをブロックできます。
また、PCやスマホのバージョンは、常に最新の状態にしましょう。バージョンを更新することで、セキュリティを強化している場合があるからです。
ワンクリック詐欺の高額請求画面が表示された場合の対処法
ワンクリック詐欺の高額請求画面が表示された場合は、以下の方法で対処をしましょう。
画面が出てきても、払わずに無視をしましょう。ワンクリック詐欺は、両者の同意がないため、正当な契約としてみなされません。
電話をかけて契約状況を確認することも避けましょう。契約解除のための連絡先に電話をしてしまうと、自分の電話番号を開示することになります。そのため、料金請求の電話がしつこくかかってくる可能性があります。
ワンクリック詐欺に遭ってしまった際の相談機関
ワンクリック詐欺は、適切な対策をしていても避けることが難しい場合があります。ワンクリック詐欺に遭い、詐欺業者にお金を支払ってしまった場合は、以下の機関に相談しましょう。
総務省の電気通信消費者センターや国民生活センターでは、事業者と消費者のトラブルを解決するための相談窓口が設置されています。ユーザーに対する注意喚起や、今後の対処法のアドバイスがもらえる場合があります。
警察で被害届を提出する場合は、サイバー犯罪相談窓口に相談しましょう。詐欺の証拠を提出することで、捜査が始まります。同じワンクリック詐欺の被害者を減らすために、警察へ相談することをおすすめします。
また、ワンクリック詐欺の返金請求を行うためには、詐欺の証拠が大切です。インターネット関係の詐欺に強い調査会社で証拠を集め、弁護士に証拠を提出するといいでしょう。
ワンクリック詐欺でお困りの方は、東京信用調査へご相談を
今回は、ワンクリック詐欺の手口や特徴、被害に遭わないための対策、お金を騙し取られた場合の相談機関を紹介しました。
ワンクリック詐欺に遭わないための対策は以下の4つです。
- いかがわしいサイトは閲覧しない
- 怪しいURLや広告をクリックしない
- アプリのダウンロードは慎重に行う
- セキュリティソフトを導入する
怪しいサイトやアプリを閲覧することは避け、新しいページに飛ぶ場合は慎重になることが大切です。また、セキュリティソフトを導入することで、危険なサイトへのアクセスをブロックします。
もし、金銭を入金してしまった場合は、インターネット詐欺被害に強い調査会社に依頼し、詐欺の証拠を集めましょう。
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