国際ロマンス詐欺は警察に相談できる?断られた時の対処法を紹介

国際ロマンス詐欺など詐欺被害に遭ってしまった場合、まず相談に行くのは警察だと考えるのが一般的でしょう。

しかし、警察に相談しても対応してもらえないケースが、多く報告されています。国際ロマンス詐欺被害で、警察に相談することは正解なのでしょうか?

この記事では、国際ロマンス詐欺の調査実績が多い調査員が、国際ロマンス詐欺の正しい警察への相談方法を解説します。

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  • 国際ロマンス詐欺を警察に相談しようと考えている
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国際ロマンス詐欺が警察に対応してもらえない理由

警察に対応してもらえない理由

国際ロマンス詐欺だけでなく、何らかの被害に遭って犯人が存在する場合、最初に相談すべき場所は警察だと考えます。

しかし、国際ロマンス詐欺では、門前払いになるケースが多いです。

なぜ対応してもらえないのか、理由を解説します。

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犯人の身元が不明

国際ロマンス詐欺は、マッチングサイトSNSが犯人と被害者の接点となっています。

マッチングサイトは身元をきちんと証明できる書類の提出が必要なサイトと、必要のないサイトがあります。

詐欺の犯人は当然、証明書が必要ないサイトを利用します。SNSも身元を明かす必要がありません。

つまり、国際ロマンス詐欺の犯人は、架空の人物でマッチングサイトやSNSを利用しています。

そのため、被害に遭った人は、犯人の名前や国籍、職業など本当のことは何も知らないのです。

証拠が不十分

詐欺被害に遭ったことに気づいて慌てて警察に駆け込んでも、きちんとした証拠が揃っていないことがほとんどです。

振込先や金額日時など、わかりやすい状態にして証拠を提出することが必要です。

民事不介入

警察に国際ロマンス詐欺の相談に行った時に、警察にどのようなことを求めているのかが重要です。

詐欺の犯人として逮捕してほしいのか、被害に遭った金銭の返却なのかということですが、当然逮捕も被害の回復もしてほしいでしょう。

しかし、やはりメインは被害の回復ではないでしょうか。金銭の返却を求めても、警察は民事不介入なので対応ができません。

引き渡し条約を結んでいない国

国際ロマンス詐欺は、その名の通り犯人が外国人であり、海外を犯罪の拠点としているケースがほとんどです。

どの国でも、自国の国民の身柄を外国に引き渡すことはしません

しかし、身柄引き渡し条約を結んでいる場合には、引き渡しをおこないます。日本はほとんどの国と、この条約を結んでいません。

つまり、国際ロマンス詐欺の犯人は、身柄引き渡し条約を結んでいない国の人である可能性が高いといえるでしょう。

警察にはどのように相談すれば良いか

警察にはどのように相談すれば良いか

門前払いになるケースが多いですが、被害届を受理してもらってください。

被害届が受理されたからといって、警察に捜査してもらえるとは限りません。

しかし、犯人に返金してもらうためには被害届が重要です。実際に、被害届を出していたために返金が実現したケースがあります。

最初の相談で被害届を受理してもらうことは難しいですが、どのようにすればよいのか、警察への相談についてご紹介します。

警察へ相談する前にするべきこと

警察に相談するためには、状況と証拠が大切です。

まずは国際ロマンス詐欺の犯人とどのように知り合ったのか、被害に遭ったのはいつなのかなど、できるだけ詳しく時系列にまとめておきましょう。

送金先の口座や金額、マッチングサイトやSNSでの犯人とのやり取りの履歴も、警察に提出できるよう印刷しておくことがおすすめです。

警察に相談に行く

準備が整ったら相談に行きましょう。

犯人がアカウントを削除してしまう前に被害届を提出できることが望ましいので、準備から相談までスピーディーに行動してください。

1回目の相談で被害届が受理されることは稀なので、受理されなくても落ち込まず怒らず冷静に、どうすれば受理してもらえるのかを聞き出すようにしてください。

また、次回の相談のために、相談番号と対応してもらった警察官の名前と階級をメモしておきましょう。

このあとも、被害届を受理してもらえるよう、継続的に相談に行く必要があります。

調査会社にも依頼する

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警察への相談と並行して、調査会社にも相談することがおすすめです。

犯人の身元が特定できたり、重要な証拠が見つかることもあり、解決への近道となるでしょう。

弁護士に相談することもできますが、国際ロマンス詐欺では調査しなければならないことが多岐に渡ります。

調査の難易度も高いので、調査の専門家である調査会社への依頼がおすすめです。

当事務所では、デジタル領域に強い調査員が24時間365日、無料相談を受け付けております。ぜひお試しください。

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まとめ

まとめ

警察への相談や、被害届を受理してもらうことは簡単ではありません。簡単ではない原因は、犯人の身元が不明であったり、証拠が不十分だということです。

そのため、調査のプロに依頼すれば、解決につながる可能性が高くなります。

当事務所、東京中央信用調査はデジタルに強い調査会社であり、国際ロマンス詐欺などのネットを使用した詐欺の犯人特定に力を発揮できます。

返金請求は弁護士でなければできませんが、東京中央信用調査では弁護士や法律事務所と連携して調査を進めていけるため、被害の回復までの一貫した調査が可能です。

東京中央信用調査では国際ロマンス詐欺に強い探偵・調査会社として詐欺被害に遭った方への無料相談を実施しています。まずは詐欺加害者の身元特定をしたい方は、ご相談は24時間無料で受け付けておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

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