マッチングアプリとして恋人や友人を作るきっかけ作りに利用されるアプリ、「tinder（ティンダー）」が近年投資詐欺に悪用されており多くの方が被害に巻き込まれています。
今回の記事では、tinderを利用した投資詐欺の事例や、詐欺被害にあわないために行ったほうが良い対策を紹介します。
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tinderとは
tinderは世界中の人が利用するマッチングアプリです。基本情報やどのような利用目的で使用するアプリなのかを紹介します。
基本情報
tinderはアメリカの「Match.Group」が運営する、累計マッチング数が650億以上のソーシャル系マッチングアプリであり、日本でも多くのユーザーが利用する人気のサービスです。
18歳以上から入会することができ、会員の年齢層はメンバーの半分以上が18〜24歳を占めています。利用料金は男女共に登録やチャットのやり取りは無料ですが、有料プランも選択可能です。
利用目的
tinderを利用する多くの目的は恋活ですが、友達を作りたい人や海外の人とつながりたいという人も利用しています。
他のマッチングアプリと違う点は、スマートフォンの位置情報サービスを利用してログインした場所から近距離の相手とマッチングできることです。
tinderを利用した投資詐欺の被害内容
国民生活センターに寄せられている、マッチングアプリを利用した投資詐欺被害の相談件数は、年々増加しており被害者は若年層が中心です。
マッチングアプリで出会った相手の投資話にのせられて、よくわからない投資サイトへ投資した結果、出金できなくなってしまうケースが多く存在します。
tinderを利用した投資詐欺被害の例を以下に記載したので参考にしてください。
- 投資サイトへ送金させる
- 高額な商品を買わせる
投資サイトへ送金させる
tinderで出会った投資詐欺師が「知り合いの投資家がすごい情報を知っている」などと言って、一緒に投資をしようと誘ってくるケースがあります。
大手証券会社と非常によく似た偽サイトを作って騙すケースもあるため、tinderで出会った人から投資話があった場合は注意しなければなりません。
高額な商品を買わせる
「絶対」「確実」といった投資の成功を匂わせる言葉を使い、高額な商品を買わせる詐欺の手口もあります。
そうした誘い文句は詐欺の典型的な手口であることをよく理解して、儲け話には手を出さないようにしましょう。
tinderを使った投資詐欺の手口
tinderを使った投資詐欺によくある2つの手口を解説します。
すぐに会いたがる
相手がマッチングしてからすぐに会う約束を取り付けたがったり、会う場所や日時を指定してくる場合には、詐欺ではないか疑ったほうがいいでしょう。
誰しも「すぐにでも会いたい」と言われたら嬉しくなってしまいますが、相手が詐欺・勧誘などを目的にしている場合、詐欺師はできる限り多くの人に声をかけて直接会おうとしてきます。
その中には指定された場所が業者の事務所や店舗だったり、相手以外の人も同席していたというケースもあります。
断りにくく、逃げられない状況になってしまったら詐欺に巻き込まれてしまう可能性があるため、一方的に約束してくるようなら警戒しましょう。
個人的な連絡先を聞かれる
相手とマッチングしてからすぐにLINEやメールアドレスなど個人的な連絡先を聞かれた場合は安易に教えてはいけません。
tinderへ通報されたり、運営から処罰を受けるリスクへの対策をしているのです。万が一運営に詐欺の報告が入った場合、詐欺師はアカウントの停止や二度と登録できなくなるなど、詐欺行為が続けられなくなってしまいます。
詐欺師にとって運営の目が届かない個人のツールへ誘導することは、運営が介入できず詐欺を行いやすくなるメリットとなります。
tinderで投資詐欺にあわないために
tinderによる投資詐欺は、自分が相手とマッチングする際、意識して気をつけることで防げるケースもあります。
詐欺師に騙されることが無いよう、しっかりと対策をしていきましょう。
プロフィールを読み込む
tinderでマッチングした相手が詐欺師かどうかを見分けるにはプロフィールページの情報が重要です。相手と自分の共通点があるかだけでなく、怪しい点がないか確認しなければなりません。
詐欺師は複数のアカウントを作り、プロフィールを使いまわすことがあるため、他で全く同じプロフィールを見た場合には詐欺を疑ってください。
写真と年齢、仕事などはよく確認しますが細かな部分は確認せずにやりとりを始めてしまう人もいるのではないでしょうか？
とくにtinderは気に入った相手の写真を左右フリックで仕分けるため、短時間で確認して見た目が良ければ受け入れてしまいがちです。
ビデオ通話や電話をまったくしない場合は疑う
メッセージでは返信が早く、やりとりに積極的なのに、電話やビデオ通話をまったくしない場合には詐欺を疑ってみましょう。
何故なら、プロフィールが女性のアカウントでも中身が男性の場合、声や見た目を出すと嘘であるとバレてしまうからです。
- 業者が個人のフリをしている
- 他人の写真を使っている
- プロフィール上は海外在住だが、実際は日本に住んでいる
上記のようにさまざまな嘘が電話やビデオ通話では隠せません。出会いを求めている人が実際に顔を出して話したくないという理由もありませんから、詐欺の可能性を疑ってください。
夢や未来についてよく語る場合は疑う
夢や未来のビジョンについてやたらと語ってくる場合には、のちに投資やマルチ商法などの話に持ち込まれないか警戒しましょう。
もしその夢やビジョンに興味がありそうだと思われたら、セミナーや会合に誘われる可能性があります。
プロフィール欄に未来の可能性について語るフレーズがないか、マッチング前にチェックしておくことがおすすめです。
tinderを利用した投資詐欺は巧妙化している
tinderによる投資詐欺被害の事例やよく使われる手口、被害にあわないための防止策について説明しました。
しかしTCSCは調査会社・探偵事務所なので、相手の身元や情報の収集を行い、成果物を警察や弁護士に提出できるため、訴えや返金請求へつながります。
当社では相談料は無料で24時間365日受付ておりますのでお気軽にご相談ください。詳細は下記ボタンよりご確認いただけます。
