結婚詐欺の実例を紹介!自分もあの人に騙されている?

現在、結婚を前提におつきあいしている人がいるのでしょうか?それは幸せですね。

毎日が楽しいことでしょう。

しかし、何となく「実はこの人に騙されているのでは?」という疑念が湧く人もいるかもしれません。

特に、経済状況が厳しいといって相手が援助を求めてきたら「結婚詐欺では?」と疑ってしまうことも。実は、相手は本当に結婚詐欺師なのかもしれません。

そこでこの記事では、結婚詐欺の実例を紹介し、その特徴について解説していきます。

読んでいただければ、相手が結婚詐欺をしているかどうかを見抜くことができるでしょう。

結婚詐欺とは


そもそも「結婚詐欺」とは、結婚する意思がないにもかかわらず結婚を餌にして異性に近づき、相手を騙して金品を騙し取ったり返済する気もないのに金品を借りたりする詐欺行為を指します。

どこからが詐欺といえるのでしょうか?具体的には、下記に当てはまれば詐欺と言えます。

  • 結婚する意思がないのに結婚する意思があると嘘をつかれる
  • 結婚してくれると誤信して錯誤におちいり騙される
  • お金を渡してしまう
  • これらの間に因果関係が認められる
  • 結婚詐欺の実例


    ここでは、結婚詐欺の実例について述べていきます。ここに限らず、ネットを検索すれば他にも色々と実例が出てくると思います。しかし、それらを読む際には気をつけていただきたいことがあります。

    それは、「結婚詐欺師が発した言葉に気を取られすぎない」ということです。

    ネット上の実例には、「私のことを信じてくれないの?」「実は資金繰りが苦しくて」といった結婚詐欺師のセリフが出てきます。

    しかし、実際にあなたの前に現れる詐欺師はそれらと同じセリフを言うとは限りません。

    詐欺師の細かいセリフを覚えるのではなく、それぞれの実例に共通する特徴について考察するようにしましょう。それこそが、隠しきれない詐欺師の本質なのです。

    それでは、自分の交際相手と結婚詐欺師とを比べながら実例をお読みください。

    〇事例①:30代の女性会社員
    この方は、両親や周りから「結婚はしないの?」と言われるようになり結婚相談所に登録しました。そしてそこで、一人の男性と出会うこととなります。

    その相手は会社経営をしていて、一戸建てに一人暮らしをしていると言っていました。車を複数台所有し、東京出身だとも告げていたようです。女性にとっては、非常に魅力的な条件を兼ね備えているといえるでしょう。

    そのうちデートをするようになりますが最初は非常に羽振りがよく、食事代などはすべて出してもらっていたそうです。ところがそのうち、「お金を貸してほしい」と言い出しました。色々と理由をつけられて、結局500万円渡してしまいます。

    おかしいと思ったこの女性は、探偵社に相談して調査をしてもらいます。その結果、実際には妻がいて、日中はパチンコ屋に出入りしたり他の女性とデートしたりしている詐欺師だということが判明しました。

    音信不通になる前に相談したため、弁護士事務所を通じて一部の金額を取り戻せたとのことです。

    〇事例②:30代の男性医師
    この方は、人付き合いが苦手で付き合った彼女は大学時代に1人だけ、という状況でした。医者になって10年近くが過ぎ、周りは結婚していくのに自分だけはいつまでも独身で焦っていたそうです。そこで、結婚相談所に登録しました。

    その後、結婚相談所の婚活パーティーに何度か参加しましたが、自分が医者だと告げると態度を変える女性たちにうんざりしたとのこと。

    しかしその中でたった一人、医者と告げても態度を変えない女性がいました。結局その女性と付き合いを開始し、プロポーズしてOKをもらえました。そして新居を探す費用として50万円渡したそうですが、そこから彼女の態度が変わっていきます。

    具体的には、何かと理由をつけてお金をせびってくるようになったとのこと。最終的には、総額1,000万円近く騙し取られました。気づいたころには、彼女は姿を消していたそうです。

    いなくなって1か月くらいたって騙されたと気づき、それからやっと弁護士に相談しました。

    〇事例③:30代の女性元CA
    この方は、若いころはCAをしていてモテていましたが、なかなか結婚できず婚活パーティーに顔を出すようになりました。

    そんな日々の中で、立ち寄ったバーである男性と知り合います。その男性と趣味が合い、付き合うようになりました。

    その男性は女性の扱いが上手く、ぞっこんになりました。相手は広告代理店として独立したばかりとのことで、ますます好きになったようです。

    ところが、やがて「事業がうまくいっていない」といってお金をせびるようになります。600万円くらい援助したところで、突然音信不通になりました。警察に被害届を出して、その足で法律事務所に行ったとのこと。

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    事例から考察する結婚詐欺の特徴

    以上、結婚詐欺の事例を3件紹介しました。

    「こんな詐欺には自分は絶対に引っかからないし、今付き合っている人はこんな人ではない」、「なんか自分のケースに似ているかも」など色々な感想があると思います。

    しかしここではそうした感想レベルにとどまらず、それぞれの事例に共通する特徴について考察してみましょう。

    そうすることによって、結婚詐欺の手口の本質が明らかになるでしょう。

    その上で、自分が結婚詐欺に遭っているのかどうか、もう一度考えてみてはいかがでしょうか?

    〇結婚に対する焦りにつけこまれる
    まず、いずれの事例も年齢が30代であることに注目しましょう。30代というのは、一番結婚に焦りがみられる時期といえます。20代であればまだ余裕がありますし、40代以降であればなかばあきらめにも似た見きわめもできます。

    しかし、30代であればまだ結婚ができるかもしれない希望がある一方、親などからも結婚のプレッシャーがあり、また金銭面でも余裕ができるため「早く結婚したい」と思うもの。

    そして焦っていると、相手のことが実際以上によく見えたり、必要以上に信頼してしまったりしがちです。結婚詐欺師のほうもそのあたりのことを理解しているため、ターゲットは30代の男女になりがちで、結婚への焦りにつけこまれるわけです。

    〇結婚相談所・婚活パーティーが詐欺の出会いの場となる
    いずれの事例の場合にも、被害者が結婚相談所・婚活パーティーを利用していますが、結婚相談所・婚活パーティー自体が悪いわけではありません。独身証明書を出させたり、勤務先や住所を確認したりしてしっかり運営しているところがほとんどです。

    ただし、手慣れた結婚詐欺師であれば身元調査の甘い結婚相談所・婚活パーティーを狙って利用してきます。そして、詐欺に遭った人は警戒してそうした場所は利用しません。

    つまり結婚詐欺師からすると、身元確認の甘い結婚相談所・婚活パーティーにくる人は詐欺に遭ったことのないカモの群れに見えます。ですから、ここが結婚詐欺師との出会いの場になるわけです。

    〇高学歴・高所得者が狙われる
    事例に出てくる被害者に、医者やCAなど高学歴・高所得者が多いのに気づいたでしょうか?高学歴の人は、意外と交際に慣れていないことが多いものです。

    高所得者はキャリアや所得を目当てに寄ってくる異性にうんざりしており、逆にそういったことを気にしない異性に惹かれるケースが多いです。また高所得者は、当然資産も多いでしょう。

    したがって高学歴・高所得者は、結婚詐欺師にとっては高所得を気にしない演技をすれば簡単に大金を得られる絶好のターゲットとなります。

    「結婚詐欺かも」と思ったらどうすればよいか


    結婚詐欺を見破るには、交際中に相手の具体的な情報を聞き出すのがよいとされてきました。

    しかし最近では、個人情報保護などで難しくなっています。

    したがって、お金を要求してきたらそれが詐欺のサインだとみなすようにしましょう。

    ただし、詐欺ではなく本当にお金に困っている場合もあります。それを判別するには、騙すようで心苦しいですが「実は自分もお金がない」と言ってみて相手の態度で判断しましょう。

    結婚詐欺を見破る最大のハードルは、相手を愛してしまっているという点です。

    しかし見破りがたい場合には、相手に悪いという気持ちをおさえて適切な機関に相談してみるのが最終的には正解となるでしょう。

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    「結婚詐欺」とは、結婚する意思がないにもかかわらず結婚を餌にして異性に近づき、相手を騙して金品を騙し取ったり返済する気もないのに金品を借りたりする詐欺行為です。

    ここでは、実例を3件紹介しました。

    相手を愛していれば、なかなか他人に相談しようという気持ちになれないもの。

    専門の機関であれば、相手や周りの人に知られず相談できるので利用を検討してみましょう。

    東京中央信用調査は相手の些細な情報やLINEのやり取りなどから詐欺師を追跡&特定することに長けており、その後弁護士へ依頼することで返還請求できる可能性が高まります。

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    上記の内容でお困りの方は、お早めに東京中央信用調査までご相談ください。
    豊富な知識と実績から詐欺師を特定し、その後弁護士へ依頼することで返還請求を可能にします。
     

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