パパ活とは、女性がパパと呼ばれる男性と身体の関係を持たずに食事やデートをして、お金をもらう活動のことをいいます。
最近はパパ活アプリも登場し、パパ活をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、パパ活で不倫となるケースや慰謝料の相場、請求されたときの対処法について解説します。
パパ活は不倫になる？
パパ活は女性であれば「お小遣い稼ぎ」、男性であれば「女性とデートを楽しみたい」という感覚の人が多いのではないでしょうか。
しかし、条件が揃ってしまうと不倫になる可能性があります。以下の2つには注意をしましょう。
相手の婚姻状態による
パパの中には結婚していることを隠しながらパパ活をしている人もいます。
しかしパパが既婚者の場合は、パパと相手の女性との関係次第で不倫慰謝料を請求される可能性があります。
不貞行為をした場合は不倫が成立する
既婚者であるパパと不貞行為をおこなった場合は、不倫が成立します。
パパの奥さんが写真やホテルのレシート、LINEなどで性交渉があったことを証明する内容を掴んでいる場合、慰謝料を請求される可能性が高いでしょう。
一方で食事やデートを楽しむだけの関係であれば、不倫とみなされることはほとんどありません。
パパ活で慰謝料を請求される可能性があるケース
パパ活の内容によっては、パパの配偶者から慰謝料を請求される場合があります。
どういうときに慰謝料が請求されるのか、詳しく見ていきましょう。
既婚者と知りながら肉体関係のあるパパ活をしていた場合
パパが既婚者であることを知りながら肉体関係を持っていた場合は、不貞行為に該当します。
不倫における故意とは「相手が既婚者だと知っている」ことをいい、過失とは「自分の不注意で、相手が既婚者だと知らずに肉体関係を持った」ことをいいます。
既婚者のパパと故意または過失のある不倫をした場合は、慰謝料を請求される可能性が高くなるでしょう。
夫婦関係に亀裂が入るほど親密な交際をしていた場合
肉体関係のないパパ活をしていたとしても、慰謝料が請求されるケースがあります。
実際に、夫と頻繁にデートをしていた女性に対し、妻の慰謝料請求を認めた過去の事例があります。
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パパ活における慰謝料の相場はどれくらい？
パパ活で不倫慰謝料を請求されてしまったら、どれくらい支払わなければならないのでしょうか。
ここでは、慰謝料の相場について説明します。
夫婦の状況によって慰謝料の請求額が変わる
不貞行為による慰謝料の相場は、約50～300万円といわれています。
金額については、不倫後の夫婦関係がどのように変化したのかによって変わってきます。
- 不倫後も離婚や別居をしなかった場合：50～100万円
- 不倫が原因で別居した場合：100～200万円
- 不倫が原因で離婚した場合：200～300万円
このように不倫が原因で離婚や別居をした場合は、夫婦関係に与えた影響が大きいため慰謝料は高くなりますが、夫婦関係を続ける場合は比較的安くなります。
男性の家庭状況によって請求額が変動する
不倫慰謝料は、以下のように男性の家庭状況によっても請求額が変わってきます。
- 子供の有無
- 婚姻期間
- 不倫発覚前、発覚後の夫婦関係
- 配偶者が受けた精神的苦痛の度合
- 不倫の期間
- 肉体関係の有無
このように、相手のことをよく知らずに不貞行為をしてしまうと、高額な慰謝料を請求される可能性があります。
パパ活で慰謝料が請求されないケース
パパ活で不倫慰謝料が請求されないケースもあります。ここでは慰謝料を支払う必要のないパターンを紹介します。
男性が慰謝料の全額を支払っている場合
不倫は「共同不法行為」にあたり、被害者は不倫をした2人に慰謝料を請求できるので、相手の女性も慰謝料を支払わなければならない可能性があります。
しかし、パパが不倫慰謝料を全額払っている場合は、女性が慰謝料を支払う必要はありません。
そのためパパが全額払っている場合は、女性に請求ができないのです。
相手が既婚者であることを知らなかった場合
パパが既婚者であることを知らなかったのであれば、故意も過失もないので慰謝料を支払う必要はないでしょう。
パパが既婚者だと知らない場合は、「知らなかったこと」に過失がなければ慰謝料を支払う必要はないといえるでしょう。
不貞行為をしていない場合
パパと身体の関係がないのであれば、不貞行為にはあたりません。
性交渉をしていなければ、慰謝料を請求してきたとしても支払う必要がありません。
夫婦関係が既に破綻していた場合
パパ活で肉体関係を持ったとしても、夫婦関係が実質的に破綻している場合は不倫慰謝料を支払う必要はありません。
ただし、パパから夫婦関係が破綻していると言われても鵜吞みにせず、証明できるものを提示してもらいましょう。
パパ活で慰謝料を請求されたときの対処法
ある日突然、慰謝料を請求されることは珍しくありません。いきなり自宅に内容証明が届いても冷静に対応することが大切です。
ここからは、慰謝料を請求されたときの対処法について解説します。
相手が既婚者かどうか知っていたかがポイント
パパ活で不倫慰謝料を請求された際に、「パパが既婚者と知っていたかどうか」がとても重要です。
LINEやメッセージで既婚者とわかる履歴が残っている場合はすぐにバレてしまいます。
素直に認める方が得策といえるでしょう。
不貞行為の証拠があるか確認する
不倫慰謝料を請求されたら、相手が不貞行為の証拠を持っているか確認しましょう。
相手が以下のような証拠を持っていて、パパが既婚者であることを知っていた場合は、慰謝料を支払わなければなりません。
- LINEなどの履歴
- ホテルの領収書
- 探偵事務所の調査報告書
- 写真やビデオ
- ボイスレコーダー
請求金額を払って早期に解決する
不倫慰謝料が適正価格の場合は、支払って早期に解決してしまうのも1つの方法です。
請求を無視し続けると、相手が裁判を起こす可能性もあります。裁判は金銭的にも精神的にも負担になりますが、適正価格ではない場合は視野に入れる必要もでてくるでしょう。
調査会社に相談する
故意や過失のない不貞行為をしていて、慰謝料を請求された場合は調査会社に相談するのも1つの手段です。
パパが本当に結婚しているのか調査してもらうと良いでしょう。
調査会社の報告書をもとに弁護士に依頼すれば、請求額の交渉や裁判の有無などをスムーズに進められます。
何よりも調査会社がいることで、精神的負担がかなり軽くなるでしょう。
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調査依頼はTCSCへ
今回はパパ活で不倫になるケースや慰謝料の相場、請求されたときの対処法について解説しました。
仮に「パパと大人の関係になりたい」「パパのことを詳しく知りたい」と思った場合は、調査会社にパパのことを調べてもらうのも1つの方法です。
当事務所は豊富な身辺調査の実績があり、独自の情報網と豊富な知識で特定の人物について調査しています。
無料で相談もできるので、パパについて調べたい人は下のボタンより問い合わせてみるといいでしょう。
