詐欺被害に遭い、探偵事務所に依頼したものの、料金や内容で不信感がぬぐえないのではありませんか。
悪徳な探偵事務所による二次被害に遭う方が増えており、注意が必要です。
当記事では、悪徳探偵事務所の手口とだまされた場合の相談先を解説します。依頼した探偵事務所が詐欺グループか判断できるため、ぜひ最後までお読みください。
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詐欺調査で探偵ができること
詐欺調査で探偵ができることは、おもに以下の3つです。
- 証拠収集
- 詐欺師の身元特定
- 弁護士との連携
詐欺に遭った際に相談できる機関はさまざまありますが、探偵が得意とすることを知れば目的に合った依頼ができるでしょう。
証拠収集
詐欺被害に遭い、証拠が足りない場合は探偵事務所に調査を頼んでください。
返金を望んでも、証拠がなければ弁護士は動きません。詐欺師はターゲットからお金をだまし取ったあとは、姿を消します。自力で証拠を探すことは難しく時間がかかるため、プロに調査を依頼したほうが良いでしょう。
探偵は、尾行、張り込み、聞き込みなど専門的な技術であらゆる角度から情報を集められます。
プロの調査力を使って、法的手続きを有利に進める裏づけを集めてください。
詐欺師の身元特定
詐欺に遭い、相手の正体を暴く際は、探偵事務所への依頼が近道です。
探偵が詐欺師の身元特定に使う調査は、以下のとおりです。
- 携帯電話や銀行口座調査
- SNS・マッチングアプリ調査
尾行や張り込みだけでなく、詐欺師が使った携帯電話や銀行口座を調べれば、個人を特定するヒントが得られます。
詐欺師の身元調査を依頼する場合は、プライバシーの侵害にならないよう法律を守り、適切にリサーチできる探偵かどうかの判断が大切です。
信頼のおける探偵を選び、詐欺師の正体を暴いてください。
弁護士との連携
詐欺被害に遭い返金を望む際は、弁護士と連携できる探偵事務所に相談しましょう。
両者は専門分野が異なり、お互いに持ちつ持たれつの関係にあります。探偵事務所はリサーチに特化し、弁護士は探偵が集めた証拠を使って法的措置をとれることが特徴です。
弁護士は詐欺被害を相談されても証拠がない場合はクライアントの依頼を断りますが、探偵で情報を集めれば応じるケースがあります。
探偵は連携している弁護士を紹介することもあり、相談のしかたも教えてくれるでしょう。
詐欺師にだまされた証拠が揃っていなければ、まず探偵事務所に問い合わせてください。
詐欺被害の解決を謳う悪徳探偵事務所の手口
詐欺被害の解決をアピールする悪徳な探偵事務所には、おもに3つの手口があります。
- 契約をせかす
- 不明瞭な契約を結ばせる
- 調査失敗にもかかわらず料金が発生する
契約の際に、わずかでも怪しいと感じるのであれば、納得がいくまで質問したほうが良いでしょう。納得できる答えが得られなかった場合は、契約を結ぶ前に考え直してください。
契約をせかす
悪徳な探偵事務所の多くが、詐欺被害相談の契約をせかす傾向にあります。調査の内容や見積もりを簡単に説明したあとに「急がないと証拠が残らない」と回答を急がせ、契約を迫ってきます。
悪質な会社の場合、相談に行った当日に依頼者を複数人で囲んで、契約するまで帰さないケースも少なくありません。
悪徳な業者につかまらないように、前もって探偵事務所の会社情報や実績を調べてから相談に行きましょう。契約をせかされても、相手に流されず冷静に判断してください。
不明瞭な契約を結ばせる
詐欺に遭い探偵に相談した際に、不明瞭な契約を結ばされる二次被害が増えているため、注意が必要です。
悪徳な探偵は、料金や調査内容などをあいまいに記載した見積もりで、契約を結ばせようとするケースもあります。はじめの見積もりは安めに設定し、調査時間の延長料金や人件費などを当初の料金から上乗せしようと企んでいるためです。
通常の探偵事務所の見積もりでは、以下のような内容が書かれています。
- 調査の基本料金
- 交通費
- 人件費
- 機材費
- 報告書作成費
見積もりの内容を質問しても、調査時間や人数、料金をあいまいに答えた場合は、悪徳な探偵事務所の可能性があるため契約は控えてください。
調査失敗にもかかわらず料金が発生する
調査失敗にもかかわらず、料金がかかる探偵事務所は詐欺の可能性があるため、注意が必要です。探偵が調査に失敗した際の対応は事務所によって異なります。
よくある対応方法は、以下のとおりです。
- 返金できない
- 一部返金できる
- 全額返金できる
対応方法の違いは会社の方針だけではなく、失敗の原因が探偵かクライアントかにもよるでしょう。
探偵に落ち度がある場合のみ返金されるケースもあります。調査したところまでの費用は返金されず、残りを返すという場合もあるようです。
探偵事務所によっては「失敗した場合の料金を取らない」と宣伝している会社もありますが、注意書きを確認しないとトラブルに繋がることもあります。失敗を「相手に完全にばれた場合のみ」としている悪徳な事務所もあるためです。
宣伝の前後の文章や注意書き、ホームページで詳しい内容を必ずチェックしましょう。
悪徳な探偵事務所を見抜くポイント
詐欺被害の相談で悪徳な探偵事務所を見抜くポイントを解説します。
- 誇大広告を行なっている
- 返金や解決を宣伝している
- 標識が掲示されていない
- 探偵以外のカウンセラーが間に入っている
- 相談者と事務所以外の場所で会う
悪徳な探偵事務所では、お金を取られるだけで、ほしい結果が得られません。言われるがままに焦って頼むと後悔するでしょう。
優良な事務所に頼むことで、二次被害を防げます。悪徳な探偵事務所の特徴を知り、費用や労力が最小限にすむようにしてください。
誇大広告を行なっている
誇大広告でターゲットを集めようとしている探偵事務所は詐欺の可能性があるため、注意が必要です。
「調査が必ず成功する」と思わせるような広告は悪質です。成功率に100%はなく、必ず証拠をつかめる確証はありません。
低価格をアピールする広告はあとから料金を加算することが多いため、見かけの安さに惑わされて安易に契約しないでください。
誇大広告は法律で禁止されていますが、規制の目をすり抜ける悪質なPRが目立つため、警戒したほうが賢明です。
魅力的な広告に出会っても、書かれていることをすぐに信じないほうが良いでしょう。
返金や解決を宣伝している
返金や解決を宣伝している探偵事務所は詐欺の疑いがあるため、近づかないようにしてください。
探偵は事実の調査や証拠集めのプロであり、詐欺被害の返金や解決はできません。返金請求などの法律行為ができるのは、弁護士のみです。
最近では、「返金や詐欺の解決ができる」と騙り、被害者に近づく悪徳な探偵事務所が増えているため、気をつけてください。
契約すると「企業調査」などと濁した調査項目を記載していることが、悪徳な探偵事務所の特徴です。調査項目のみが記載されている理由は、探偵が詐欺被害の返金や解決ができないためです。
返金や解決を宣伝している会社には、依頼しないようにしましょう。
標識が掲示されていない
オフィスに標識が掲示されていない場合は、怪しい探偵事務所の可能性が高いため、詐欺に警戒してください。
探偵業を営むときには、必ず標識をオフィスの見やすい場所に掲示することが警視庁から指示されているためです。
個人で運営している探偵事務所は標識を掲示していても、信頼できるとは言いきれません。信頼できない理由は、過去に罪を犯したといった欠格事由に当てはまらなければ、誰でも交付できるためです。
法人の探偵事務所のほうが個人より審査が厳しく、不定期に公安委員会からの検査も入るため、信頼できるといえます。
探偵事務所のオフィスを訪ねる際は標識が掲示されているか確認し、なければ契約を避けることをおすすめします。
探偵以外のカウンセラーが間に入っている
詐欺の疑いがある探偵事務所にはカウンセラーがいるため、注意してください。
探偵以外のカウンセラーが間に入って、相談に乗るシステムを採用している探偵事務所は、優秀なスタッフを雇っているとはいえないでしょう。守秘義務やプライバシーの意識が低い探偵事務所とも考えられるためです。
守秘義務やプライバシーの厳守を徹底するため、基本的には探偵以外の人物が間に入ることはありません。
カウンセラーが入ることで、サポートが強化されメンタルが回復するメリットも期待できますが、料金が加算されます。
探偵以外のスタッフがいるから安心とは言いきれないため、カウンセラーがいる探偵事務所は避けたほうが無難でしょう。
相談者と事務所以外の場所で会う
相談者と事務所以外の場所で会う探偵は、優秀とは考えにくく詐欺の可能性があるため、警戒してください。優秀な探偵は守秘義務やプライバシーを厳守します。
探偵に相談するトラブルは人生を左右する重要なことで、さまざまな客が訪れるカフェやレストランで話していい内容ではありません。
プライバシーを重視する探偵は他人に内容を聞かれないようにするため、事務所のオフィスで面談することがほとんどです。
事務所以外の場所で会おうとする探偵は、相談者の気が変わらないうちに契約を結びたいと焦っていると考えられます。
面談時にプライバシーに配慮がない場所を指定する探偵事務所とは関わりを持たないほうが良いでしょう。
悪徳な探偵事務所にだまされないための対策
詐欺被害の相談で悪徳な探偵事務所にだまされないための対策は、以下の5つです。
- 探偵を名乗る電話やメールを警戒する
- 会社名・所在地を確認する
- 安すぎる、高すぎる事務所に依頼しない
- 事前に口コミを確認する
- 複数の事務所の見積もりを比較する
探偵事務所による二次被害を避けるため、よくある特徴を理解し、少しでも怪しいと感じた際は依頼をやめてください。
探偵を名乗る電話やメールを警戒する
悪徳な詐欺業者を避けるためには、探偵を名乗る電話やメールに注意が必要です。疑わしい探偵事務所は電話やメールでターゲットを集める手口を使うためです。
金銭トラブルに遭った際は「失ったお金を取り戻せる」と聞くと依頼したいと考えるでしょう。詐欺業者は甘いセールストークで誘いますが、探偵事務所ができることは証拠集めや身元特定です。返金交渉の代行は弁護士や司法書士しか行えません。
電話で無料相談と称して情報を聞き出し、契約を強いる場合もあるため警戒したほうが賢明です。探偵を名乗る電話やメールは詐欺であることが大半であるため、うのみにせず相手にしないようにしてください。
会社名・所在地を確認する
探偵選びで詐欺を避けるために会社名や所在地を確認しましょう。
所在地としてバーチャルオフィスを利用している会社は、実態がつかみづらく、信用に欠けます。探偵業の届出を提出する際に、バーチャルオフィスを使うことは認められていません。事務所のわかりやすい場所に標識の掲示ができないためです。
社名を隠している業者は過去にトラブルに遭った可能性もあり危険です。
会社名や所在地の記載があいまいでクライアントの訪問を拒む会社には依頼しないようにしてください。
安すぎる、高すぎる事務所に依頼しない
探偵による詐欺被害に遭わないように、安すぎたり高すぎたりする事務所への依頼は十分に検討しましょう。
低価格をアピールする事務所は基本料金が安いだけで、加算される費用も入れると割高なケースが少なくありません。料金が高いからといって、良いサービスであるとも限らないため注意が必要です。カウンセラーやほかのサービスで高い料金をカモフラージュしている場合もあります。
あとで金銭的なトラブルにならないように、契約前に加算料金がかかるケースを尋ね、怪しい点があればスタッフに確かめてください。
事前に口コミを確認する
探偵から詐欺のカモにされないように、事前に口コミを確認することをおすすめします。事務所への直接的な口コミだけではなく、SNSの投稿もチェックすると良いでしょう。
ユーザーの投稿はこれから利用する方にとって、非常に有益です。ポジティブな意見は参考に、ネガティブな口コミはトラブル回避に使ってください。
口コミは主観が入るため、さまざまな意見があります。投稿を客観的に判断しつつ、最後は自身で依頼するか決めましょう。
複数の事務所の見積もりを比較する
探偵詐欺に遭わないために、複数の事務所の見積もりを比較し、総合的に選んでください。
探偵事務所によって料金体系やサービスはさまざまであるため、一社のみの話を聞いて即決することは危険です。
悪徳な探偵は上手に話を進め、契約をせかしますが、焦ってはいけません。相手の言うとおりに契約を進めると別の事務所に頼めば良かったと後悔する原因になります。
複数の事務所の見積もりを比較し、よく考えてから契約することをおすすめします。
悪徳な探偵事務所による詐欺被害の相談先
悪徳な探偵事務所で詐欺に遭った場合は、以下の5つの相談先を頼りましょう。
- 消費生活センター
- 業界団体
- 警察
- 弁護士
- 調査会社
自力で被害を回復するためには相当な労力が必要です。対応に慣れた専門家に依頼することで負のスパイラルを止めてください。
消費生活センター
悪徳な探偵会社で詐欺に遭った際は、消費生活センターへの相談も選択肢の一つです。
消費生活センターでは、購入や契約などのトラブル解決に向けたアドバイスや情報提供をしています。相談は無料で、本人からの申し出が必要です。
来所だけではなく、消費者ホットラインからの電話相談もできます。
法的手続きはできないため、自主交渉をサポートする位置づけになりますが、必要であればほかの機関の紹介も行なっています。
個人での解決を希望する場合は相談しましょう。
業界団体
探偵事務所が所属している業界団体でも、詐欺被害の相談を受け付けています。
一例を挙げると、全日本総合調査業協会では探偵の契約に関する相談やクレームに対応しています。
- 探偵の選び方がわからない
- 本当に必要な調査なのかわからない
- 頼む前にしっかりとした業者か確かめたい
スタッフが公正な立場で、トラブルの相談だけではなく契約前のアドバイスもしており、頼りになる存在です。電話とメールから無料で相談でき、負担もかかりません。
相談者に対するアドバイス以外にも、所属している探偵事務所での指導もしています。所属している業界団体がわかれば、該当の機関に相談しても良いでしょう。
警察
悪徳な探偵事務所にお金をだまし取られて詐欺被害に遭った場合は、警察に相談することも選択肢の一つです。
一定の条件を満たし、詐欺の証拠や被害規模がわかっていれば、刑事事件として捜査してもらえます。証拠が揃っていない場合は取り合ってもらえないため調査会社に依頼しましょう。
警察では民事不介入のため返金請求はできません。返金請求したいときは、弁護士に相談することをおすすめします。
証拠があり、詐欺をはたらいた犯人を追及したければ、警察へ相談してください。
弁護士
悪徳な探偵事務所で詐欺被害を受け返金請求を望む際は、弁護士に依頼しましょう。弁護士は交渉のプロフェッショナルで相手の情報や証拠があれば、返金請求や解約の協議ができます。
複雑な法的手続きをすべて任せることで、ストレスも軽くなるはずです。
弁護士は尾行、張り込みなどができないため、現場の証拠を揃えることはできません。
警察で刑事事件と判断されなかったケースや、証拠が揃っておらず弁護士に相談できない案件は調査会社に頼みましょう。
証拠があり、返金を望む際は弁護士に相談してください。
調査会社
悪徳な探偵事務所で詐欺に遭い証拠が揃っていない場合は、調査会社に依頼することをおすすめします。
調査会社では尾行、張り込みなどを行なって証拠を揃えられます。現場調査だけではなく、インターネット上の追跡も可能です。
プロの調査力であらゆる角度から個人を割り出すことを得意としているため、悪人の身元を暴きたいという方に適しています。
さらに法的手続きを望む場合は、弁護士と連携している事務所を選びましょう。
依頼の際は見積もりを比べ、総合的に判断してください。
探偵詐欺の被害は当事務所にご相談を
探偵詐欺に遭い調査会社選びに迷ったときは、当事務所にご相談ください。
探偵業届出番号もあり、詐欺の調査実績も豊富です。24時間無料で相談を受け付けています。
悪徳な探偵事務所は契約をせかし、高額な成功報酬を請求します。返金や解決をアピールしている会社や探偵以外のカウンセラーが間に入っている会社には、依頼しないようにしましょう。
悪徳な調査会社にだまされた際は、詐欺の手口を知り尽くした当事務所に安心してご相談ください。