マッチングアプリやSNSの普及とともに、結婚詐欺の被害が増えています。
さまざまな相談先があるなかで、結婚詐欺に遭ったときは弁護士に頼ることがおすすめです。
本記事では、結婚詐欺を弁護士に相談するメリットを解説します。相談先に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
至急ご相談ください!!
●結婚資金を貯めようとお金を渡してしまった方
●恋愛感情がありどうしても断れなくお金を渡してしまった方
●会社の資金繰りでお金が必要になりすぐに返すとの理由で貸してしまった方
●警察・弁護士に対応出来ないと言われた方
24時間365日ご相談は無料なので、まずはお気軽にご相談ください。
\LINEで気軽に相談可!/
結婚詐欺とは
結婚詐欺では、婚姻をちらつかせてターゲットからお金を奪います。
結婚詐欺の特徴や成立要件を知り、自身のケースにあてはまるかどうかをチェックしましょう。結婚詐欺の具体的な事例も紹介するので、手口をおさえて被害拡大を防ぐための参考にしてください。
特徴
結婚詐欺師には、以下のような特徴があります。
- 経済的に余裕のある優しい人物を装う
- 早い段階で結婚をほのめかす
- 「将来のため」と言ってお金を要求する
- お金の貸し借りの証明書を作らない
特徴にあてはまる相手にお金を貸すと、返してもらえずに連絡がつかなくなるケースが多くあります。
結婚を望むターゲットが憧れる人物を演じ、恋愛感情を持つように仕向けることが詐欺師の手口です。ターゲットを信用させる目的で、あえて借用書を作り、借りたお金を何度か返す詐欺師もいます。
「将来のため」「2人のため」と言われても、安易にお金を渡さないことが大切です。
成立要件
結婚詐欺であると判断される重要なポイントは、はじめからお金目的でターゲットに近づいたかどうかです。結婚するつもりがないにもかかわらず金銭を要求し、奪い取った場合は、詐欺と認められる可能性が高いといえます。
一方で、婚姻の意志はあったが、事情により結婚や返金ができなくなったケースでは、詐欺罪は成立しません。
被害者が「騙された」と主張しても、相手に最初からお金を奪うつもりがあったかを証明することは困難です。結婚詐欺の立証には、やりとりの記録をはじめとした証拠が必要であるため、準備しましょう。
事例
結婚詐欺は、犯人逮捕にいたった事件も含め、さまざまな事例があります。
1つ目に紹介する事例は、新居購入のための資金として1,950万円を騙し取られたケースです。被害に遭った方は、婚活パーティーで出会った相手の言葉を信じて自宅を売却し、お金を渡してしまいました。
2つ目は、偽りのプロフィールを使った結婚詐欺です。詐欺師は、ターゲットに偽名と嘘の職業を伝えて交際し、数回に分けて2,000万円を奪い取りました。
結婚詐欺は多くのお金を奪われるリスクがあるため、相手に怪しい点があるときは、すぐに弁護士へ相談しましょう。
結婚詐欺を弁護士に相談するメリット
結婚詐欺を弁護士に相談するメリットは、以下のとおりです。
- 結婚詐欺にあたるか判断してもらえる
- 返金請求を代行してもらえる
- 刑事告訴をサポートしてもらえる
- 慰謝料請求をサポートしてもらえる
弁護士への相談により、スピーディーに被害回復できるケースがあります。メリットをおさえ、すみやかに相談しましょう。
結婚詐欺にあたるか判断してもらえる
結婚詐欺にあたるか判断してもらえることは、弁護士へ相談するメリットの1つです。
さまざまな手口があることに加え、被害者はお金を奪われたあとも恋愛感情を持ちつづけるケースがあり、結婚詐欺かどうかの正確な判断は困難です。しかし、弁護士に相談すれば、状況確認や情報整理をしながら詐欺かどうかを見極めてくれます。
結婚詐欺は、対応が遅れると被害回復できなくなるケースもあるため、すみやかに弁護士に相談して判断を仰ぎましょう。
返金請求を代行してもらえる
結婚詐欺を弁護士に相談するメリットの1つは、返金請求を代行してもらえることです。
詐欺師との返金交渉では、被害者に大きな負担がかかります。弁護士は、代理人として返金請求できる権限を持っているため、詐欺で精神的なショックを受けた被害者の負担を減らせます。
法律のプロであり、さまざまな返金方法を提案できることが弁護士の強みです。ノウハウが豊富であることはもちろん、法的手続きに慣れているため、すみやかに助けを求めることで、詐欺師から返金を受けられる可能性が高まります。
刑事告訴をサポートしてもらえる
刑事告訴をサポートしてもらえることも、結婚詐欺を弁護士に相談するメリットです。
詐欺師を罰してもらいたいときは、刑事告訴することで、警察が捜査して逮捕にいたるケースがあります。ただし、警察は簡単には刑事告訴を受理してくれないため、注意してください。
自身で証拠をまとめたり、告訴状を作ったりすることは、被害者に大きな負担がかかります。弁護士は詐欺に遭ったことを証明する証拠の整理や、警察に出す書類作りなどを代行できるため、刑事告訴を受理してもらいやすくなります。
返金はもちろん刑事告訴を望むときも、弁護士へ相談しましょう。
慰謝料請求をサポートしてもらえる
弁護士に結婚詐欺を相談するメリットには、慰謝料の請求をサポートしてもらえることも挙げられます。
詐欺罪が成立しなくても、結婚の約束を破られたときは、婚約不履行として慰謝料を請求できるケースがあります。
婚約破棄で慰謝料を請求できる要件は、以下のとおりです。
- 婚約の事実があった
- 婚約破棄の理由に正当性がなかった
- プロフィールに嘘があった
- 相手にお金を渡した
要件にあてはまるかを判断するためには、法の知識が必要であり、弁護士への相談がおすすめです。
弁護士は、相手に対して内容証明郵便を送ったり、交渉したりして、すみやかに慰謝料を求めます。弁護士の力を借りてスムーズに慰謝料を請求しましょう。
結婚詐欺を弁護士に相談する際の費用
結婚詐欺を弁護士に相談するときの費用は、以下のとおりです。
- 相談料
- 着手金
- 報酬金
弁護士は料金を自由に決められるため、事務所によってかかる費用が大きく異なるケースがあります。相場をおさえ、弁護士を選ぶときの参考にしてください。
相談料
相談料は、弁護士に結婚詐欺についての話を聞いてもらった際に発生する費用です。被害状況の整理やアドバイスなどに対して発生します。
相談料の相場は、以下のとおりです。
相談時間 | 価格 |
30分 | 5,000円 |
1時間 | 5,000~10,000円 |
相談料がかからなかったり、初回無料であったりする事務所もあります。弁護士に対応を依頼するときは、さまざまな費用がかかることから、相談料を安くおさえられる事務所を選ぶことがおすすめです。
多くの弁護士事務所は、公式サイトに相談料がかかるかどうかを明記しています。事前に確かめてから相談しましょう。
着手金
着手金は、弁護士に結婚詐欺への対処をお願いすると決めたときに発生します。料金は無料のケースもありますが、10万円以上や詐欺師への請求額の2~8%ほどなど、事務所ごとに差があります。
着手金は、弁護士に依頼して被害回復がうまくいかなかったり、詐欺師に逃げられてしまったりしたケースでも、支払いが必要です。
サポートを依頼する弁護士を探すときは、着手金がいくらかかるかを調べ、無料もしくは負担が少ない事務所へ相談しましょう。
報酬金
報酬金は、弁護士のサポートによって結婚詐欺で奪われたお金を回収できたときに、支払う必要があります。解決できなかったケースでは支払う必要はありません。
報酬金の相場は、回収できた金額の4~30%です。詐欺師から回収した金額が多ければ、パーセンテージが下がるケースもあります。
相談料や着手金などがかからない一方で、高額な報酬金の支払いが必要な事務所もあり注意が必要です。
報酬金は、事務所によってかかる金額に差があるため、相談前によく確認しましょう。
結婚詐欺を弁護士に相談するまでの流れ
結婚詐欺を弁護士に相談するまでの流れは、以下のとおりです。
- 迅速に詐欺への対処を始める
- 自分で集められる証拠を集める
- 調査会社へ相談する
すみやかに被害回復するためには、おさえるべきポイントがあります。「弁護士に相談したい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。
迅速に詐欺への対処を始める
結婚詐欺を弁護士に相談するときは、すみやかに対処を始めましょう。
結婚を約束していた相手にお金を奪われたあとは、精神的なショックを受け、対応が遅れるケースがあります。詐欺師はターゲットからお金を奪うと、逮捕をおそれて行方をくらますため、時間が経つほど被害回復できなくなる可能性が高まります。
結婚詐欺へのすみやかな対処の1つとして、被害に遭ったあとはお金を請求されても渡さないと決めておきましょう。詐欺師は弁護士をはじめとした専門家をかたり、さらにお金を奪うケースがあります。
詐欺師に逃げられたり、被害が拡大したりすることを防ぐために、いち早く対処を始めてください。
自分で集められる証拠を集める
証拠集めは、結婚詐欺を弁護士に相談する前の準備として大切です。
弁護士に結婚詐欺にあたるかどうかの見極めや、返金請求を依頼したいときは、証拠を提示する必要があります。証拠がなければ、弁護士はケースに適した対応ができません。
集めるべき情報は、以下のとおりです。
- 相手の氏名・住所・連絡先
- 相手の勤め先の電話番号
- メッセージをはじめとしたやりとり
- お金を渡したとわかるメモや口座履歴
証拠になるかわからない内容であっても、詐欺師とのやりとりに関係する情報はすべて保管しましょう。
調査会社へ相談する
結婚詐欺を弁護士に相談する前に、調査会社のサービスを利用することがおすすめです。
詐欺師はお金を騙し取った証拠をかくすため、被害に遭ったと証明することは困難です。調査会社は、被害者が持っている情報や証拠をもとに、以下のような内容を調べます。
- プロフィールに嘘はないか
- 詐欺を目的に近づいてきたのか
詐欺目的でターゲットに近づいており、プロフィールに嘘があったと証明されたら、調査内容を弁護士に提示しつつ相談しましょう。詐欺かどうかがわかっていれば、弁護士は被害回復に向けてスムーズに対処してくれます。
結婚詐欺の被害をすみやかに解決したいときは、調査会社へ相談してください。
結婚詐欺を弁護士に相談する前に当事務所へ
結婚詐欺を弁護士に相談する前に、当事務所で証拠を集めましょう。
弁護士に結婚詐欺へ対処してもらうためには証拠が求められます。調査会社へ依頼すると、詐欺師を探してくれたり、身辺を調べて証拠を集めてくれたりするためおすすめです。
当事務所には、デジタルに強いスタッフが在籍しており、詐欺の証拠集めを行なった実績が多くあります。
1年を通じて無料でご相談を受け付けていますので、結婚詐欺のすみやかな解決を目指すために、ぜひお問い合わせください。